4こうねんのぼく (そうえんしゃ・日本のえほん 3)

著者 : ひぐちともこ

• そうえん社 (2005年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[二十日さんの感想 · 2017年9月6日]

こ、これは…！

絵本じゃなくていいな。
ラジオで流して欲しい。
文章だけで十分な気がします。

私的にはいかにも
泣かせる目的で作られた話な気がしてなりませんが
それでもなかなか良い話でした。

絵本じゃなくて良い話だとは思うのですが
絵も素晴らしいです。
まさに絵本向け、絵本の為の絵、子供の為の絵、です。
全体的にみやすい。表情、状況ともにわかりやすい。
とても丁寧でありつつ、子供目線の上手さに合っている絵？と言いますか。
画力がある人が「ほどよく描く」のって難しいのでは？と思うのです。
パースとか精密にしてしまうと多分子供にはとっつきにくいですよね？；でも絶妙なバランスでどれもこれも分かりやすく描かれていて凄い凄いと細部までガン見しました。
特に６ページの店内素晴らしい。

[たまネコ♪さんの感想 · 2019年9月18日]

2013.10.23読了

[arukudesuさんの感想 · 2012年9月19日]

とても前向きに亡くなった母への思いにむきあう姿にじーんときました。

[海人丸さんの感想 · 2011年5月11日]

対象年齢:
小学校低〜中が打倒
話の長さ:長め
特徴:関西弁
絵の構図が込み入っている。
話を理解するには小学生くらいでなければ無理
季節感は夏。

著者プロフィール

ひぐちともこ（ひぐち・ともこ）
大阪府豊中市に生まれる。商社勤務を経て、現在イラストレーター。西宮市大谷美術館絵本原画コンクール入賞後、絵の仕事をするようになる。デザイン専門学校に勤めながら創作活動をする。絵本の仕事に『めめめんたま』（ひかりのくに）、『あの子』『とってもランチ』（解放出版社）、『４こうねんのぼく』（草炎社）などがある。

「2009年 『おこのみやき』 で使われていた紹介文から引用しています。」