超人ロック 27 (ビブロスコミック文庫 H 27)

著者 :
  • ビブロス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882715191

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  • 「聖悠紀」の大河SFコミック『超人ロック ~コズミック・ゲーム~』を読みました。

    ビブロスコミック(文庫版)の27巻にあたる作品です。

    -----story-------------
    宇宙暦0241。
    銀河連邦を構成する8つの恒星系と首府地球は常に不穏な状態にあった。
    だが、どの恒星系もあえて地球に対し実力を行使しようとはしなかった。
    地球はすべての人類の故郷だったからだ。
    ところが、その地球に宣戦を布告するものが現れた。
    ただの植民惑星ディナールだ。
    勝敗の行方は明らかのように見えたが、意外にも地球軍の敗走に次ぐ敗走。
    そして、銀河連邦は崩壊へと向かいつつあった……!!
    -----------------------

    古書店で一冊30円で売られていたので、ついつい購入、、、

    宇宙歴0241年の『コズミック・ゲーム』、宇宙歴1011年の『ブレイン・シュリンカー』、宇宙歴1026年の『不死者たち』の短篇3作品が収録されています… 本作品だけでも800年近い時間の違いのある物語が描かれているところは、永遠に生き続ける一人の超能力者「ロック」を描いた作品らしい構成ですね。


    『コズミック・ゲーム』は、〈人ならざる〉能力を持ってることが知れて養い親に殺されかけた「ロック」が、コロニーを出て行き倒れているところを連邦軍将軍の娘「リアンナ」に拾われ、植民星ディナールとの戦争に巻き込まれる物語、、、

    孤独と不安に震えている少年で、使える超能力が少ない(物語の後半までテレポートが使えない等)未熟な「ロック」が、危機を乗り越える中で心身ともに逞しく成長する姿を愉しめる作品でした。


    『ブレイン・シュリンカー』と『不死者たち』は連作で、探偵「リュウ・ハント」と助手の「ロック」が超古代文明が残した不死のDNA研究から不死者となった「フォン・ノイマン博士」との戦いを描いた物語、、、

    「フォン・ノイマン博士」は、『ブレイン・シュリンカー』では「ハント」を同化し仲間を増やそうとし、『不死者たち』では全ての人類を不死者にしようと目論みます… 「ハント」と「ロック」のコンビは、なかなかイイ感じですね。


    「超人ロック」の世界観を愉しめました。

  • ようやく27冊読破。
    作画グループから出ていたコミックを読んでから実に20年ぐらい経って、一通り読んだ感じ。

    各話は概ね歴史年表どおりだが、一部順番が違う。
    最初その順番通りに読もうとしたが、結局断念した。

    ロックの絵柄が大分変化するも、内容は安定して読める。
    全然関係ないが、マントがポイント。

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著者プロフィール

漫画家。月刊コミックフラッパーにて「超人ロック ガイアの牙」、月刊ヤングキングアワーズにて「超人ロック 鏡の檻」を連載中。

「2020年 『超人ロック ガイアの牙 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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