東京ブギィウーギィ Bside (ゼロコミックス)

著者 : 石原理

• ビブロス (1999年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ざじさんの感想 · 2011年10月15日]

危なっかしさ＝少年ぽさを残す男を描くのが本当に上手い。更に、端々に挟み込まれるコミカルさが「ダサい」んではなく「洒落」ている。ユーモア感覚も素晴らしい人だ、石原さん。思わずにやりとしちゃうんだよなぁ。

[yanaokさんの感想 · 2007年4月29日]

￥105

[由さんの感想 · 2006年1月2日]

Asideと云うのが１巻です。Bsideは２巻目でラスト。民衆のアジテートした仏の名を持つ男の真相、その男に育てられた少年、ドラッグ、中国マフィア、日米安保にアメリカ政府と日本政府の思惑。色々な要素が詰まっています。美空ヒバリの愉しげな歌詞が寒々しくなる内容なんだけど、石原氏が描くと深く考えさせられる割に重たくないし痛くもない。VIVAイシハラー。ステキです。

著者プロフィール

１９５４年東京生まれ。群馬大学医学部卒業。東京大学医学部産科婦人科、ロンドン大学ハマースミス病院などを経て、埼玉医科大学医学部産科婦人科教授。学生・医師の教育と生殖医療の現場に携わりながら、医療のあり方についての研究・フィールドワークを行う

「2016年 『生殖医療の衝撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」