歴史的古城を読み解く

  • ガイアブックス
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882829126

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパやアジアにかつて建築されたすばらしい城郭や要塞に使われたモチーフやメッセージを理解・解釈するビジュアルガイド。かつて城は権力の座や、富や社会的地位のシンボルとして注目を集め、国境、道路、経路、川を支配する手段だった。本書では10〜16世紀に注目して、ウェールズのモット&ベイリー式城郭から日本の平城まで世界中を巡る。コンパクトでありながら調べやすく読みごたえのある構成で、多数の精巧な版画と専門的な文章で解説。まず城の種類、様式、材料の用語を明確に定義し、その後の各章では、石落しや濠からダンジョン(本丸)やはね橋にいたるまでの独特な建築上の特徴について、こうした解釈がどのように評価されるかを示しながら、すべての城壁に物語があるという重要な手がかりを記す。

■城の種類、様式、材料等の項目別に、フランスの小塔や日本の天守閣からドイツの主塔やイギリスの大広間に至るまで、幅広い城の特徴を詳解。
■征服者の主塔、十字軍の要塞、王族の居城、貴族の城館などの世界で最も優れた要塞の建築学的特徴と重要性を示す信頼のおける手引書。
■建築学、軍事学の歴史を学習する人向きの図解付き参考書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00537854

  • お城の各部分の詳細が少しずつ載っているので、補足資料として。

  • ヨーロッパだけじゃなく、日本のお城についても言及されているそうです。

    ガイアブックスのPR
    http://www.gaiajapan.co.jp/books/architecture/building/1391/

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

考古学コンサルタント。歴史的建築物の調査・解釈に30年以上の経験をもつ。ノッティンガム大学で歴史と考古学を研究、14世紀のダラムの建築家ジョン・ルーウィンの建築作品に基づく博士号論文を発表。中世の設計および建築工程に特に高い関心をもち、学術雑誌に中世の建築物に関する記事を定期的に寄稿している。主な著書に、『Medieval Masons』『How to build a Cathedral』がある。

「2014年 『歴史的古城を読み解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マルコム・ヒスロップの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×