明るいほうへ―金子みすゞ童謡集

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  • JULA出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882840749

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  • 七五調の心地よさたるや。
    ベスト3は「鯨法会」「夜ふけの空」「雨のあと」。
    自然や生き物のそこに注目するのか!と、金子みすゞの着眼点に驚かされる。

  • 私のことを親友と呼んでくれた友人の形見分けでいただいた。
    所々に付箋が貼ってあって、友人の心境を勝手に想像して苦しくなって手に取ることはあまりない。
    海外のミステリーや推理小説が好きな頭の良い人で、とてもピュアな心の持ち主だった。

  • すずめ

  • 好きな詩がたくさん!また読みたい。

  • まとめて読んだのは初めてかな。
    実家から3冊ほど拝借してきました。

    その中の一篇。


    お花だったら

     もしもわたしがお花なら、
     とてもいい子になれるだろ。

     ものが言えなきゃ、あるけなきゃ、
     なんでおいたをするものか。
     
     だけど、だれかがやって来て、
     いやな花だといったなら、
     すぐにおこってしぼむだろ。

     もしもお花になったって、
     やっぱりいい子にゃなれまいな、
     お花のようにはなれまいな。

  • やさしい気持ちになれます。

  • さびしいとき と ゆめ売り と 帆 と 草原の夜 が好き。
    美しいこと、美しい行為は美しい行為を生むと書かれているあとがきも良いです。

  • TVでやってるのを見て。
    言葉の使い方と視点が好き。

  • ドラマになる前から金子みすずは大好きでしたよ。小学校の教科書に載ってた詩が大好きでね…それ以来の大ファンです。
    いばらの道を歩いているのに、こんな素敵な詩が書けるなんて、尊敬です。

  • 詩人金子みすずの詩集。
    ページの隅々からみすずのやさしさと瑞々しさがほとばしってます。
    装丁もまた、好き。

著者プロフィール


山口県生まれの童謡詩人(1903~1930)


「2018年 『混声合唱組曲 みんなを好きに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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