家族と生きる意味: フィリピン・マニラのストリートチルドレン (JULA BOOKS ブックレット 3)

著者 :
  • ジュラ出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882841227

作品紹介・あらすじ

ストリートチルドレンという言葉が、ようやく「聞き覚えのある言葉」になりはじめている。だが、まだストリートチルドレンとはどんな子どもたちなのかよくわからない、みな路上に放りだされた孤児や捨て子だろう、と思っている人が多いことも事実だ。果たして、「路上の子どもたち(ストリートチルドレン)」はみな、親がいないのだろうか?親に捨てられ、家をでてきたのだろうか?ずっと路上で寝起きしているのだろうか?-それぞれの国や地域、子どもの状況を知ることを通して、私たちは、路上の子どもたちが、国によっても、子ども一人ひとりによっても、少しずつ異なる現実を生きていることを、理解しなければならない。そうしてはじめて、路上の子どもたちの素顔がみえてくる。

感想・レビュー・書評

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  • フィリピン・マニラ首都圏、路上でタバコなどを売る物売りや物乞いをして生活する子どもたちやゴミ山で生活する子どもたちに焦点をあて、その実情や問題の背景を紹介してくれています。そして、彼らと彼らを取り巻く環境やその家族との関係、そして助け合う大切さを学ばさせてもらいました。

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著者プロフィール

スペイン語圏を中心に、貧困や格差といった社会問題、歴史や文化を取材している。
著書に、『仲間と誇りと夢と』(JULA出版局)、『ストリートチルドレン』(岩波ジュニア新書)、『マフィア国家』(岩波書店)など。『マラス 暴力に支配される少年たち』(集英社)で第14回開高健ノンフィクション賞受賞。NGO「ストリートチルドレンを考える会」共同代表。

「2018年 『ギャングを抜けて。 僕は誰も殺さない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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