金子みすゞてのひら詩集 1

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  • ジュラ出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882842736

感想・レビュー・書評

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  • 難しい言葉を使わないで美しく寂しい世界観がありありと出ててすごい

  • 金子みすゞのすごいところは、人類の営みに反しているところだ。
    人間よりも動物や植物や、魚や鈴が、人より優れていたりする。少なくとも同列だったりする。
    そうすると、人間の経済活動すべては、根底から成り立たなくなる。だからこそ、普遍で不変なのだ。
    すべての価値観をフラットにしてくれる人は、あとは宮沢賢治ぐらいでしょうか。

  •  小学生のころ、金子みすゞの詩を読んではっとさせられたことを今でも鮮明に覚えている。中でも印象的だったのが「大漁」と「積もった雪」の2編。これらを含む全15編が収められている。
     いもとようこさんの描く、あたたかでかわいらしいイラストとの相乗効果で心が洗われる思いがする。

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著者プロフィール


山口県生まれの童謡詩人(1903~1930)


「2018年 『混声合唱組曲 みんなを好きに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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