まんが田中正造: 渡良瀬に生きる

著者 : 水樹涼子 文星芸術大学

• 下野新聞社 (2012年9月7日発売)

作品紹介・あらすじ

下野新聞の前身「栃木新聞」編集長、国会議員を務めながら鉱毒事件の解決を訴え続けた田中正造。議員の職を辞し、天皇陛下に「直訴」する行動にまで至った理由とは?栃木の偉人・田中正造没後100年を記念し、その人間像をまんがで紹介。

感想・レビュー・書評

[のらぐうたらりナマケロンさんの感想 · 2020年11月22日]

田中正造さんの軌跡や思いが分かりやすく書かれています
漫画も今風では無く昔の感じですが
だからこそより田中正造さんの思いが読んでいて伝わりやすいです
最後辺りの語りの部分も深く考えされられる

現在の渡良瀬遊水地はなぜあの形になったのでしょうか？
コメントを読んでいる皆さんはどう考えますか？

今ある現状にもただ見過ごすのでは無く
なぜそうなったのか？
あの時の事件や出来事は今ではどうなっているのか？

自分で調べ考える大切さや過去を知る事が今につながる事を教えてくれます

[しゅんぺい（笑）さんの感想 · 2015年9月26日]

こういうマンガを使って偉人の人生を辿れるのは、本当にありがたい贅沢。子どもの本との出会いの入り口として最適やと思う。