虹の裏側 (ふしぎ文学館)

著者 : 眉村卓

• 出版芸術社 (1994年10月20日発売)

感想・レビュー・書評

[あるさんの感想 · 2021年12月15日]

ふしぎ文学館/眉村卓。収録されている「名残の雪」は名作。「思いあがりの夏」という本でこの作品を読んだのを覚えている。

[Lepus in Decemberさんの感想 · 2023年2月20日]

仕事ください
宇宙塵 100号 1966年2月

ピーや
日本語版EQMM 1963年3月

すべり込んだ男
秋田書店｢SFエロチックの夜｣ 1967年3月

サルがいる
推理界 1969年7月

風が吹きます
小説CLUB 1969年10月

針
推理界 1968年12月

むかで
推理界 1969年1月

蝶
推理界 1969年2月

さむい
渦 1970年3月

ネズミ
週刊小説 1976年3月19日

犬
S-Fマガジン 1969年10月

奥飛騨の女
小説CLUB 1974年11月増刊号

[るこさんの感想 · 2018年1月18日]

SF。ファンタジー。短編集。
ショート・ショートと言ってもよいくらい短い作品も何作か。
SFというよりもファンタジーぽい印象が強い。不思議な物語たち。
全体的には、少し古さを感じるのと、”仕事”がテーマなのか、現実感が感じられるのが合わないか。
ネコ好きとしては、飼い主を作りだしたネコの話、「ピーや」が良い。

[よだきんぼさんの感想 · 2015年10月12日]

'97.2図書館で借りて読了。
短編集。眉村卓をよく読んでいたのは中学生のとき。この本には私が生まれる前からの作品も収められている。

著者プロフィール

1934 - 2019。ＳＦ作家。1979年に『消滅の光輪』で泉鏡花文学賞および星雲賞を受賞。また1987年に『夕焼けの回転木馬』で日本文芸大賞を受賞。代表作にジュブナイルＳＦの名作といわれる『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などがある。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」