コミケ殺人事件

著者 :
  • 出版芸術社
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本棚登録 : 17
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882930914

感想・レビュー・書評

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  • いいものを持っていても
    きちんと組み合わせが浸透しないと
    何の意味も成さないということ。
    この作品がそういうことを教えてくれています。

    まず問題なのは
    最後の最後は決めないといけないのに
    ぜんぜん決まらない、ということ。
    これは推理小説なのにかなり致命的だと思います。

    そしてもう一点。
    余計な表現が逆効果になっていること。

    まあ発想は悪くないから
    1までにはしなかったけど
    実評価は2.5。
    最後ですべて打ち砕いてくれたから。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。1994年、『コミケ殺人事件』でデビュー。『探偵小説の論理学』で第8回本格ミステリ大賞評論研究部門受賞。『英文学の地下水脈』で第63回日本推理作家協会賞評論その他部門受賞。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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