白昼艶夢 (ふしぎ文学館)

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著者 : 朝山蜻一
  • 出版芸術社 (1995年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882931003

白昼艶夢 (ふしぎ文学館)の感想・レビュー・書評

  • 『宝石』でデビューした朝山蜻一の短篇集。
    初期の谷崎潤一郎と、乱歩のエログロを合体させたような作風で、解説で山村正夫が言うように、その作風は『異才』『奇才』と呼ばれるタイプ。
    しかし、単純にSM小説とも言い切れないのは、この生々しさに欠けた、澁澤龍彦系のエロティシズムに由来するのではないだろうか。
    基本的にこの本に収録されている短篇は、全て、ある意味ではものすご〜〜く純粋なラブストーリー(メロドラマ)なんじゃないか? 特に表題作の『白昼艶夢』『巫女』『死霊』『人形はなぜつくられる』辺りは非常にメロドラマだと思う。逆に『矮人博士の犯罪』の、マッドサイエンティストに荒唐無稽な薬というモチーフは乱歩っぽいね。

  • 無邪気で純粋なSM小説集。
    「白昼艶夢」がだんとつでよかった。終わり方かっこいいし。
    あと好きだったのは「掌にのる女」。
    基本的にSMは無邪気であって欲しい。

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