本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882931973
感想・レビュー・書評
-
伊賀にまだ忍法がなく、柳生にもまだ剣法がなかった室町時代が舞台。
冒頭の交合合戦、南朝同士の複雑な暗闘(中条兵庫頭・大塔衆・柳生 対 世阿弥・菊水党・伊賀)など少々詰め込み過多な印象もあるが、著者の「出来がよろしくない」という評価はさすがに厳しすぎると思う。
剣の腕前もすさまじく「死人剣の占い」もチートな牢姫が魅力的だった。
射精量(数)は忍法帖随一。
単行本の啓子夫人のあとがき(著者他界直後)の「気が短くてカンシャク玉を爆発させることもありましたが〜夫の気分を鎮めて書きやすくしてあげるのが自分の役目と信じて〜」が妙にじわじわきた。わざわざ書いてしまうくらいにはひどかったのかしらん。詳細をみるコメント0件をすべて表示