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- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882932239
感想・レビュー・書評
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「猫は知っていた」を最初に読んだのをきっかけに、仁木悦子さんのミステリー作品の魅力にはまり、高校時代、夢中になって文庫本で読みあさりました。いまでも、その文庫本は捨てずに手元にありますが、さすがにカバーも色あせ、中の頁も茶色く変色・・・。
本書は、仁木悦子没後25年にして、作品がハード本で再度出版された嬉しい企画。文庫本には収録されていなかった、未発表作品や作品ノートなども、今回のハード版シリーズには収録されており、思わず買い求めました。
この『子どもたちの探偵簿 ①朝の巻』に収録されている作品(短編)は、以下の通り。
「かあちゃんは犯人じゃない」
「誘拐犯はサクラ印」
「鬼子母の手」
「恋人のその弟」
「光った眼」
「銅の魚」
「夏雲の下で」
「石段の家」
「うす紫の午後」
「穴」
いずれも、大人達とは異なった子ども達ならではの切り口・ヒントから事件を解決に導いていく健気な姿は、読後、微笑ましく心温まる思いに包まれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示