象虫:マイクロプレゼンス―小檜山賢二写真集

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  • 出版芸術社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882933762

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  • せいぜいコクゾウムシしか認識されないだろう,米を食う害虫であるゾウムシ。しかし,驚くことなかれ! ゾウムシの種類は多く,見た目が綺麗なものから,指で潰せないような硬いもの,毛深いもの,けったいなものまで色々いる。虫を大きく写しているので、虫嫌いは見たら卒倒するかも?
    マダラケブカゾウムシ,モフりたくなる。
    エゴヒゲナガゾウムシ,どこに目があるのか。
    イトヒゲナガゾウムシ,邪魔にならないそれ?
    チョッキリもゾウムシの仲間
    オトシブミもゾウムシの仲間。
    ロクロクビオトシブミ,首がポッキリ折れそう。
    アシナガミツギリゾウムシ,その後ろ足の発達は一体……
    オナガミツギリゾウムシ,長い長すぎる。
    サイチョウモドキオサゾウムシ,ゾウムシらしいカッコよさ。
    セアカフタモンオオオサゾウムシ,でかい!
    テナガオオオサゾウムシ,その手が長いのはなんのため?
    ダイブツゾウムシ,大仏というよりセイウチや!
    ネッタイオオツノクモゾウムシ,顔がアブの様。
    トゲトゲクロサルゾウムシ,なんだか酷い名前だわ見た目は地味。
    カタゾウムシは硬い上に綺麗!
    ツバキシギゾウムシ,可愛らしいけど鼻が折れそう。
    マッシロヒメシロコブゾウムシとアオアシシロゾウムシめっちゃ綺麗!
    チャケブカゾウムシ,もふりたい。
    アカムネオオイボゾウムシ,めっさカッコイイ!!

  • 自然物のディティールの情報量に圧倒される。人工物ばっかり見ている都会人の方におすすめ。

著者プロフィール

慶應義塾大学 名誉教授 工学博士。1942年東京生まれ。67年慶慶應義塾大学工学部電気工学科修士課程修了。同年 日本電信電話公社入社。電気通信研究所においてデジタル無線通信方式の研究に従事。92年NTT無線システム研究所所長。97年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。2008年慶應義塾大学名誉教授。 著書に「日本の蝶」「続日本の蝶」(山と溪谷社)、「鳳蝶」(講談社)、「白蝶」(グラフィック社)、「パーソナル通信のすべて」「地球システムとしてのマルチメディア」「ケータイ進化論」(NTT出版) 、「虫をめぐるデジタルな冒険」(岩波書店)、「象虫」「葉虫」「塵騙」「兜虫」(出版芸術社)など。
受賞歴に、第41回講談社出版文化賞、電子情報通信学会業績賞、逓信協会前島賞、第21回東川賞新人作家賞、慶應義塾大学義塾賞、Laval Virtual 8th International Conference on Virtual Reality グランプリなどがある。

「2019年 『小檜山賢二写真集 TOBIKERA』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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