霞が関半生記―5人の総理を支えて

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著者 : 古川貞二郎
  • 佐賀新聞社 (2005年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882981503

霞が関半生記―5人の総理を支えての感想・レビュー・書評

  • 大きな仕事をする人の共通点としてのしなやかさと強さとやさしさとユーモア。

  • 官僚のトップ、内閣官房副長官(事務)を歴代最長、8年7ヶ月にわたり勤めあげ、村山内閣から小泉内閣まで5人の総理にお仕えした、古川貞二郎氏の自伝。日経新聞の「私の履歴書」的なコラムを出身の佐賀の新聞に連載していたようで、それをまとめたものとなっている。
    実際に、その仕事をわかった上で読むと非常に示唆にとんでいて、よくもこれだけ多様な仕事を8年もこなせたものだと感心する。毎日記者懇を開いていたことや、山王パークタワー建設を止められなかった話、小渕総理のしたたかさなど、裏話的な話も面白い。
    沖縄に関して言えば、「決断」のなかで末松氏が古川氏をべた褒めしていて、いつでも笑みを絶やさず官邸に行くたびにおもてなしをしていただいた、との記述があったが、まさにつねに気を遣って、しかもその気の遣い方が状況を鑑みた上での判断であるところが古川氏のすごさだと感じた。
    一方、やはり上にのぼった方らしいといえばらしく、常にすさまじい忙しさ野中にいて、こどもふたりを育て上げたと言ってもそのほとんどは奥さんに任せていたと見える。私はかねてから今の日本の最大の課題は「少子化問題」であり、多少制度に瑕疵が生じたとしてもみんな定時に帰って家族のために生活するほうがよっぽど日本の将来は明るいと思っている。よって、今後の日本の官僚は古川氏の気の使い方は見習えど、仕事のやり方は見習うべきではないだろう。

  • すこし物足りない。官邸での話しとか、政治家との関わりとか、もう少し踏み込んで欲しかった・

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霞が関半生記―5人の総理を支えての単行本

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