フランシス・ベイコン 対談

  • 三元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883030460

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  • ミシェル・アルシャンボーとの対談集。晩年に行われた連続インタビューで、ベイコンがスペインで急死したことにより終了した。アルシャンボーがフランス人であることもあって、お世辞が大げさでまわりくどい。ベイコンもさいしょはそれに辟易していた様が言葉のなかににじみ出ている。とはいえ回を重ねるごとに発言は好意的になってゆき、特にアルシャンボーが音楽の専門家だけに音楽についてベイコンが尋ね返すこともしばしば。本書の註にはシルベスターとの対談と比較されているのが分かりやすい上にお得感がある。

著者プロフィール

(Michel Archimbaud)
1946年、ドイツ生まれ。国立高等演劇コンセルヴァトワール、パリ市立演劇芸術学校、国立高等演劇芸術・技術学校他で教育や学校行政に携わりながら、編集者、出版経営者、演出家、テレビプロデューサーとしても幅広く活躍。1989年から1991年にかけてIRCAMの機関誌In/Harmoniquesの編集を依頼され、ブーレーズと共同編集人を務めた。日本語訳に『フランシス・ベイコン 対談』(三元社)がある。

「2020年 『ブーレーズとの対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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