天使 (Truth in Fantasy 17)

著者 :
  • 新紀元社
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本棚登録 : 183
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883172504

作品紹介・あらすじ

天使とは、神によって人間よりも上位の存在として創造された、純粋に精神的な実態であるとされる。天使=Angelの語源はギリシャ語Angelos=使者に由来する。その起源は『旧約聖書』にはじまり、『新約聖書』や『コーラン』にも登場する。つまり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教えのなかに"神の使者"として神聖な職務を持つ存在として記されているのだ。一神教として最古の歴史を持つユダヤ教の正典"聖書(旧約聖書)"に登場する天使は「み使い(ヘブライ語Malakh)」と記されている。こうした天使の存在はキリスト教、イスラム教にも受け継がれた。特にイスラム教においては天使の役目は重大だ。経典『コーラン』は神の言葉をムハンマドが記録したものとされているが、その仲介役としてジブリール(ガブリエル)という天使が活躍しているのだ。本書では、こうした宗教に今までまったく関心がなかった方々を対象として"天使のすべて"の紹介を目的としている。

感想・レビュー・書評

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  • 天使に関する通俗的な解説書です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教典に登場する天使や堕天使のプロフィールを中心に紹介しています。

    本書は「Truth In Fantasy」シリーズの一冊であり、小説やゲームなどのファンタジー作品の資料としては役に立ちますが、神学上の天使に関する情報を得たいという向きにはおすすめできません。稲垣良典の本などを参照するべきでしょう。

  • 天使、知識、イラスト美麗

  • 初心者向けによくまとまった良作。TRPG(ゲーム)の設定が混ざっているので注意が必要。なので星一つ減らします。

  • 天使もいいけど、
    そっから堕ちた連中のが好き。

  • 旧約・新約聖書だけではなく、民間伝承・メソポタミア神話等からも引用があり、「天使」のルーツ、地域・時代毎の解釈を知ることも出来ると思います。
    また、天使のルーツとしての女神や堕天使についても少し言及されている、面白い本です。

  • 旧約や新約に登場する天使や堕天使を箇条書き風レイアウトで紹介しています。拙作では煉獄でのエピソードで天使を描くのに使用しました。

  • 堕天使とセットで。この本からもっと知識を深めて頂ければ。入門としては十分。

  • 天使が登場する主要な宗教の説明も盛り込まれていて面白いです。

  • キリスト教はもちろん、ユダヤ教,イスラム教らの文献を参考に天使についてまとめられた資料本。天使の階級や役割(職務)を始め、堕天使や天界についてもまとめられている。上記の三宗教についても解説がされている。

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