かつをぶしの時代なのだ

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 34
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883200146

感想・レビュー・書評

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  • エッセイ短編集?とてもおもしろかった。

  • 時々、大声で笑ってしまう箇所多々あり。

  • RCサクセションのコンサートに行ったり、「旅の宿」について思い入れたっぷりに語ったり、地下鉄のなかで酔っ払いの二人組みとけんかしたり、新宿烏森口にいた鉄人28号のその後について推測したり、不倫人妻関係への羨望を述べたり、魔法瓶の発展過程について解説したり、題目にギエロン星獣が出てくるのに本文は若者の批判だけでギエロンのギの字も出てこないお話したり、中国の蚊取り線香は四角の渦巻き型だと主張したり。時は1980年代。 シーナ精力あふれる30代中盤(私は20代の青春真っ只中、かんけいないか)のスーパーエッセイでございます。是非お読みあれ。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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