放射能で首都圏消滅: 誰も知らない震災対策

  • 三五館
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883203505

感想・レビュー・書評

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  • 東海地震を契機として浜岡原発が事故を起こす危険性と、その場合に個人でできる対処をまとめた本。
    福島の事故が起きる前だったらとても実用的と映っただろうが、この本が想定した経緯とかなり異なる事態が起きている今、むしろ戻ることのできない過去へのノスタルジーを掻き立てる1冊になっている。

  • メモ

    浜岡から首都圏に放射能がとどくのにかかる時間 6時間 8時間で包まれる 4号機のみで191万人 1から5号機すべてで830万人が癌で亡くなる 首都圏に資産が集中日本の円株地価が暴落 スウェーデンの掃除機で放射能を掃除できる LEDライトがもつ ペット用トイレ用の砂が使える 安政年間の6年間に20回もの大地震が発生 スロー・スリップ東海地震が始まる? 浜岡2号機は耐震性を捏造 岩盤強度 燃料集合体が共振 浜岡がダントツで耐震性に不安がある

  • 読んでてすごく怖い。
    全て正しいのだろうが、全部やってたら窮屈。
    最悪のシナリオがイラストつきで学べる。

  • 2011/5/22読了。iPhoneの電子書籍で読んだ。
    東海地震で浜岡原発がどうなるか、そのとき首都圏はどうなるか、どうしたら生き延びられるのか、といったことについて、具体的にわかりやすく書いてある。
    福島第一の事故を目の当たりにした後では、本書に書いてあることはまったく大袈裟には感じられない。福島第一がチャイナシンドロームを起こしていたら、おそらく本書が警告する通りのシナリオで原子力災害が進行したと思われる。実際、本書に掲載されているメルトダウンの流れの図などは、ほとんどそのまま福島第一で起こっていたことでもある。そういう意味では予言の書と言ってもいいくらいの内容だ。

  • 2006年にすでに書かれていた東海地震における浜岡原発の事故・・・

    今(2011年5月20日現在)、iphoneで350円で読めるので読んでみるといいと思う。

  • 今、知識として入れておきたい内容。浜岡原発停止の理由の詳細が分かった。

  • 東海地震→東日本大震災、浜岡原発→福島原発、と書き直せば、そのまま現在の日本の状況になるという驚きの想定レポ(2006年出版)。やや煽りすぎな内容ではありますが、今回の原発事故が「想定内」であったことがよくわかる一冊。

  • iPhoneアプリで350円だったので購入、即読破。遅ればせながらこの類の本をようやく読んだ。

    少なくとも浜岡は止めていいな。あれが潰れると東京終わるかも。原発も大きな地震でメルトダウンするはずの作りだ、とよくわかった。なんとか女川が無事で幸いだった。なんだか今回の災害を予言してたのか、と思った。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4883203506
    ── 古長谷 稔《放射能で首都圏消滅 ~ 誰も知らない震災対策 食品と暮らしの安全基金 200604‥ 三五館》
     

  • かなりバイアスが掛かっている印象。
    データの使い方も恣意的。
    東海地震に備えるという意味では役に立った。

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著者プロフィール

食品と暮らしの安全基金=1984年に市民団体「日本子孫基金」として設立。1988年より輸入レモンなどに付着しているポストハーベスト農薬、1998年にポリカーボネート製ほ乳瓶からの溶出する環境ホルモン、2004年に電気掃除機からの排気に含まれる粉塵やアレルギー物質の問題を追及し、品質の改善に寄与する。2004年に東京弁護士会人権賞を受賞。2004年、営利部門を切り離し、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」となる。

「2012年 『生活防衛ハンドブック 食品編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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