- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883203659
感想・レビュー・書評
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二冊購入し、一部は保存用。開発の名の元に無茶苦茶な行政。流石に坂本家は残されたが・・・酷すぎる開発は断固反対。
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サブタイトルが「2006年夏、土佐の墓山が跡形もなく消えた-。」とあるように、坂本龍馬さんの一族が眠るお山が開発で削られていくのをなんとかしようと立ち上がり、今の高知市歴史墓地公園の基礎を築いた歴史写真家である著者さんの本です。
この前、らじが坂本家のお墓を訪ねて行ったときにお墓にいて案内してくれたおじさんが、この本を読んでみてって紙を渡してくれたんだ。
で、武蔵野市の図書館にあったので、借りて読んでみました。
龍馬さん一族のお墓が、乙女姉さんのものも含めて消えようとしていたなんて、ビックリだなぁ…。
平成に入ってからのお話だから、もう坂本龍馬さんの名前が全国に知れ渡っていた時期なのに…。
ちょっと話があちこちに飛んでわかりにくいところもあったけど、歴史的価値のあるものの保存と現実について、いろいろ考えさせられた1冊でした。
それと、南学の学統系図を見ると、武市瑞山(半平太)さんの直系の師は徳永千規さんなんだね。
だから何だって言われても困るんだけど…。 -
坂本家のお墓へ参った時に、偶然著者の前田氏にお会いし直接本の紹介を頂いた。とても魅力的な人物だったので帰宅後早速アマゾンで購入。読んでみると思いがけない史実が色々と書かれていて非常に興味深い一冊だった。