- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883204687
感想・レビュー・書評
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せどりで生活苦から抜け出した方が書いた本。軽い内容なのであっという間に読めてしまう。同時期に、長年青森で古本屋を開業されている方が書かれた「古本屋開業入門」という本を読んだ後だったので、同じ古本を売る仕事でもこんなにも違うのかということが驚きだった。気合いを入れて古本屋を開業してもまず金銭的には報われないし、ブックオフせどり→amazon のほうがローリスクでハイリターンになる可能性が高いかもしれない。両者が大きく違うのは、従来の古本屋が本好きでなければやってられない仕事なのに対し、ブックオフせどり→amazonは生活のために行うので本好きである必要はない(むしろ、違う方が向いているかも)という点ではないか。
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The・せどり道
せどりを行う上の心がけ
1.タイトルが魅力的な本を見つける
2.著者の名前をできる限り覚える
3.出版社の名前をできる限り覚える
4.ベストセラーよりロングセラー
らしいです。
著者はもともと読書家らしく、いくらビジネスとはいえ、本への愛がないとできないなと思った次第。
それでも著者にいわせれば、せどりと古書店は本への愛着に雲泥の差があるそうな。。深いね。 -
タイトル通りの内容かと言うと必ずしもそうではないような気がするのだけど、「せどり」の日記のような感覚で(失礼ながら)楽しく読めた。失敗・成功談を率直に、且つ(ものすごく)謙虚に伝えているところなんか個人的に好感が持てます。また、「せどり」生活ではあるものの、何気に本の素晴らしさをうまく伝えているような気がする。
最後の第十九章「本の運命」では、本は滅びないと題して息子家族とのエピソード。何だかんだで心温まりますね~。
(過去の読書記録登録のため評価なし) -
同じ様なことをやっている人の本なので、共感でき楽しく読めた。
この頃はまだFBAがなかったんですね。
自分で仕入れて自分で管理して自分で発送してってやってたら、それこそ物理的にこれくらいが限界なんだろうなと言うのが本音なんだと言うのが分かります。
ドラマチックなことは特にないかなと言うのが印象。
著者が今はなにをやっているのかを知りたい。 -
うーん、書評サイトで勧められてたから、最後まで読んでみたが、著者の苦労と本の造詣が深いことは分かるが、それで?って感じ。内容は平凡だった。
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家にある本の在庫を数えたことはないが雑誌も含めれば、たぶん1200〜1300冊くらいだと思う。それでもイケアで買った本棚3つはすでに満杯で、床に積もりゆく本の柱がにょきにょきと日々成長している状況だ。
この著者の家には在庫が8000〜10000冊くらいあるらしい。毎月の売り上げは良いときには130万円を超える。すごいと言えばすごいが、経費を引いた利益を計算するとたぶん40万〜50万くらいだろう。でも1日も休みがなく、あっちこっちのブックオフを夫婦で梯子してでひたすら買いまくる生活が、果たして良いか悪いかと言えば、著者も「若い人にはお薦めしない」と言っている通り、あまり良い生活ではないのだろう。かなり疲れるようだ。ただ真似しようと思っても、10000冊を超える本を置けるような広い家に住んでる若者なんてたぶんいないから、心配は無用だとは思う。
まあ副業というか、小遣い稼ぎ程度でやるならありかと思う。
でもこの商売もアマゾンではだいぶ浸透してきたみたいで、中古価格1円の本が氾濫している。送料の差額だけで儲けるだけだから、この本の内容もかなり古くなってきている気がする。そういえばときどきブックオフで著者と同じように携帯やスマホを片手にリストを眺めながらせどりしている人の姿を見かける。古本屋に入ってもずっとパソコンを眺めている店員が多くなったから、リアル古書店もアマゾン利用が当たり前になっているのだろう。
儲かるのは先に目を付けた先駆者だけで、数年もすればやっぱり競争になる。
お金を稼ぐのは難しい。 -
せどりの本
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せどりの事が面白く書かれていて
素人からベテランになって行く様が
面白い