- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883205226
感想・レビュー・書評
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決して人事ではない事態。
いつどんなきっかけがあるか分からないけど、
こんな心持ちで過ごせたら、誰か接してくれたら、
計り知れない救いがある。
ほんと、たまらない。 -
宮ぷーさんの 闘病記でありながら、伝える ということの ありがたさうれしさ大切さを感じれる本です。また自分の伝えたい気持ち 自分の大切な人の伝えたい気持ちを 見つけていこうとする行動的な本でもあります。
出会えて良かった。 -
どんな人でも必ず思いを持っていて、誰もが伝えたい気持ちを持っていること。そして、たとえ事故や病気などで自分の意思を他の人に伝えられない状態でも、それを伝える方法や装置がたくさんあるということがこの本を読むとよく分かります。
著者の一人の宮田俊也さん(宮ぷー)は脳幹出血という深刻な状況から一命をとりとめ奇跡的な回復をとげます。
そこにはもう一人の著者である宮田さんの親友の山元加津子さん(かっこちゃん)とのたくさんの感動的なドラマがありました。
そして最初は宮ぷーのことを応援してもらおうとかっこちゃんがはじめたメールマガジンがいつの間にかたくさんの人に勇気や元気を与えるメッセージになっていきます。
さらに、身体が不自由なため自分の意思を伝えるのが難しい宮ぷーの気持ちをなんとかかっこちゃんが汲み取ろうとしている様子を読んで、メルマガの読者にも今まで気持ちを伝える手段のなかった身内と意思を通い合わせられるようになる奇跡の連鎖が次々と起きていきました。
植物状態のような人だったり自分の意思を伝えられなくなった人はもうまともな心は持っていないと多くの人が考えているのが現状かもしれません。
でも、それは違うよ、みんな気持ちを持っているし、工夫すればそれを伝えられるし分かるようになるんだよとこの本は伝えてくれています。
一人でもたくさんの人にそんな事実を知ってもらいたいと思います。
そして、いつかはそういうことを世界中の人が当り前に知っている世の中になったらいいなと思います。 -
やっと購入した「満月をきれいと僕は言えるぞ」
電車の中で読んでるけど、やばいかも(T ^ T)
読み終わった。
予想通りだった(T ^ T)
何度も涙が流れた。
脳幹出血で倒れ、一度は植物状態だった宮ぷー。
友人であるかっこちゃんの「宮ぷーはだいじょうぶだ」という強い思いと献身的な努力もあり、奇跡的に回復を続ける宮ぷー。
1つ1つ、宮ぷーの言葉が心に染みる。
「ゆめならはやくさめて」
「こわいたすけてたすけて」
「まいにちくるしい」
「なおってやる」
「みやぷーはひとりじゃない」
「ありがとうのことばがつたえられるようになった」
「レッツチャットがあるからいまのぼくがいる」
「まんげつをきれいとぼくはいえるぞ」
「なんでもないひがしあわせだった」
「ぼくもうしろにはたらくおおきなちからをしんじるよ」
「このほんでだれもがいいたいことがあるとわかってください」
宮ぷーとかっこちゃんの願い。
「ただ、「知らない」というそれだけのために、たったそれだけの理由のために、何年も何十年もの長い間、、心を閉じ込めて、目の前の人に「大好き」と言えない。「ありがとう」と言えない。「さびしかった」と言えない。心が通わせられない。そんなことがあっていいはずないのです。」
「皆さんも、仲間になってください、意思伝達の方法があることを多くの人に伝えてください」
「あなたも私も、そしてすべての人が、これから先、いつまでも、自分のあふれる思いを相手に伝えられるように、「意思伝達大作戦」がはじまります。」
宮ぷーもかっこちゃんも”本気”の「意思伝達大作戦」です。
私も「おはなし広報大使」の一員です!
http://ohanashi-daisuki.com/
この文章を目にした皆さんも、是非、仲間になってください。m(__)m