- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883205547
感想・レビュー・書評
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ゾッとしましたね。
いわゆる心の病気て、採血や心電図やレントンゲンやらで診断つけられないですもんね。医者の主観で病名つけれてるのかと思うと怖いですわ。
薬が効いてるか効いてないかも、数字や画像で見れるわけやないし、患者本人がしんどくて訳わからんうちに薬漬けにされてて、しかも重篤な副作用がある、という。もう行く気しませんね。
けど、これってほんまにホンマなんかな?著者の主観も結構目立つ気もするけど?確かに参考文献も紹介されてるけど、どうなんやろか?、
まあ、そもそも医療と薬に依存しすぎたらあかんね。
せやけど、アタシ自身、弱ってるときに医師や薬を疑うことができるかなぁ。そこが不安。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろ、精神病についての本を読んできたけれど、この本が僕の中で一番しっくりきている。
精神病の生い立ちは、
”わけがわからない人が出てきました”
”ではひとまず、薬づけにして、黙らせてしまいましょう”
”しかし、そのためには何らかの名分が必要です”
”では、精神病ということにいたしましょう”
ということだろう。
そして、精神病が認知される様になった現代では、
”いい(儲かる)薬ができました”
”では、新しい病人を作りましょう”
という流れも。
これが、最近の精神病ブームの裏側。
こういう解釈が一番、僕にとっては受け入れやすい。
精神病はブームなので、何を学んだわけでもない人間が、他人を精神病呼ばわりしているなんてことも見受けられる。
人間の許容が狭い人間が増えてきたお陰で、こんなにも儲かるビジネスもあるようで。 -
さーっと流して読みました。
だいたい筆者の考えに同意します。
それにプラスするとしたら。
夏樹静子さんの「椅子が怖い」を読んで、
心療内科で腰痛が治るのだと思いました。
ただし、彼女が有名人でお金もあるからだと思います。
精神科医はここまでひとりの人の面倒は見れないでしょう。
それと、病院にかかっていれば、本人もまわりの人もとりあえず安心ということはあるでしょう。肩書がしっかりしている。
内海氏がおっしゃるように、「登山やマラソン」「太極拳やヨガ」「断食」「教育」という対処法、そして生きる上で痛みは大切という考えには同意します。ただ、即効性がないから、なかなか理解してもらえないかもしれません。
突然身近のひとが精神的にやんでしまう前に,こういう本を読んでこういう世界をしっておくのは大事なことだと思います。 -
教科書さえ仮説という精神医療の現在。鵜呑みにせず他の本も読んで深めて行くつもりだけど、これは歴史からデータから患者がどう感じるかから基準に述べはじめてあり、勉強になる。なりそう。
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うつ病、発達障害等変わったやつを分類したり排除するにはうってつけのもの。私の身近でも起こっていることである。しかし、本当に病気なのかというとそうでない。その時の気分であったり体調であったりが影響するのであろう。それを一概に病気と呼び薬を与える。そのことには違和感を覚える。薬についていえば、風邪薬ひとつをとってもそうだが常用すると利かなくなるのは周知の事実では?我が家ではそうだが。まあ、精神病というのはなく、落ち込みや気力の低下等精神的な症状はあるが、それは著者が「第5章私の実践する「精神症状」対応策」に述べているとおり行動や知識で乗り越えられるということ。製薬会社の広告に騙されないよう、自分で考え行動しましょう。
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薬を飲んでいても薬が減るどころか、増える現実を目の当たりにする日々に読んだ。
一貫した主張が気持ちよい。 -
著者自身が行ってきた活動に対し、深い自戒を込めて書かれた本というのが面白い。
内容は多少誇張もあると思うが、確かに精神科ってそういう面も持ち合わせてるかもなと、実際精神科で働く私も心に留めておきたいと思う部分もあった。 -
帯表
ベストセラー9万部突破!
「よくぞ書いてくれた」
「もっと早く読みたかった」
・・・と大反響
精神科は99%が誤診!
現代医療の本質に迫る衝撃作
見返し
精神医学の目的は人を救うという点ではなく、
人を矯正、洗脳し、問題行動を示すすべてのものを
排除しようとするものであった。