大笑い! 精神医学

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 228
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883205738

感想・レビュー・書評

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  • 福祉関係の仕事をしていて、精神科薬とは切っても切れない縁なので、まぁこんな考え方も一理あるよね、くらいのスタンスで読みました。
    薬が必要な方もいると思いますが、必要以上に服用させないように配慮する必要があると思いました。

  • 依存してしまった患者側の意見。薬物で悩んでいる人には良いかもしれないが、製薬企業悪ありきなので、これだけを鵜呑みにしない方がいいと思う。
    薬物を利用して完治し、今では投薬していない人も何人か知っているので、こう感じた。

  • 精神病棟ルポを読んだ身としては全くのでまかせとも受け取らないが、だいぶ疑わしい部分があるのもまた事実。

  • プライム無料なのでリストに入れていたのをたまたま読む。お金を出して買わずに良かった、、という内容。
    現状のメンタル関連の胡散臭さや業界の闇、あまりに程度の低い医療現場などは確かにあるのだろう。ただ、それを言いたいがために精神医療、精神薬、またそれに関わる人を全否定しておりとても同意できるものではない。最後は人格否定や中傷のレベルで、それは否定してきた過去の業界の人たちと何ら変わらない。あまりにバランス感ない内容に、初めは面白おかしく読んでいたが、だんだんと気分が悪くなってきさえした。もう少し書き方があると思うのだが。まあ、鵜呑みにせずに自分で調べ、考えよ、という部分は理解できる。

  • 題名と、自分の読みたかった内容が一致せず1/5も読み終わらないくらいで読むのをやめました。

    精神医学の歴史、明るみに出ていないが残酷な治療法、等を漫画を含めて説明しています。

    私自身は、精神的に辛いときにカウンセリングの方に助けてもらったことがあります。また、お医者さんと対話して適切なクスリが何かを考え、効き目が良くないときや副作用がひどい時は服用を止めることも勧めてくれました。
    このような経緯があるので、過去の過ちだけでなく現代の治療法もNG!と誤解しかねない書き方は、私にとっては違和感です。

    心理学の研究の歴史や、実験の真実等を知りたい場合はいいのかもです。

  • 久々に鬱っぽくなってkindle読み放題にあったから読んだ。

    書いてあることは論理的だけど、暴論気味で、薬物治療を受けていた頃に読んだら受け入れられなかったと思う。

    鬱でうまくいかない時って、病名が欲しいし、薬を処方されて飲むことで自分を保っている部分もあると思う。

    そういう人(今、薬を飲んでる人)に寄り添ってないと言う意味では良書ではない。

    が、再び薬物療法を選択しようとしていた自分にとってはこのタイミングで読めて良かった。

    ニュートラルな状態で考えられる時には、「病気です。薬を飲みましょう」よりも「そんな病気はありません。原因に向き合いましょう」と言ってもらった方が良い。

    全体的に良いこと書いてあるけど、薬を辞める方法はもっと丁寧に、特に離脱症状に対してもっと示唆が有った方が良い。

    自分の経験だと、離脱症状が出ないくらい緩やかに(最後は100分の1の0.01mgを粉状にしてもらって)、1年くらいかけて減薬して断薬できた。

    数年で再発?してしまったが、薬を飲んでも飲まなくても体調は変わらないということと、離脱症状が一番苦しかったことを考えると、薬は要らないんじゃないかと思う。

    精神医療の診療が滅茶苦茶なのは通院してる人ならたぶん分かってる。話聞いて薬出すだけだから、「自分でもできるじゃん」って思ってる人は多いんじゃないかな。

    陰謀論が強すぎて、読後感の良い本じゃ無いけど、今後を考える上で役に立った。

  • 『精神科は今日も、やりたい放題』を先日よみました。
    この本はめんどぅーささんの四コマ漫画を加えて、それをわかりやすくしたものです。

    いちばん読んでほしいのは「子供を精神科に診てもらっている親御さん」だと思いました。

    また、じぶんが大事と思うところをここにのこしておきます。

    >もっとも人を精神的に病気たらしめる思想の一つは、「人に理解してほしい」という願望であるといえるでしょう。これは患者と呼ばれる人々を観察する限り、もっとも多い傾向です。

    >皆さんが自分の心を強くしたいと願うなら、人に理解されたいという願望を打ち消すことです。それは主張するなということではありません。理解しあえる人は多くの説明がなくても相互に理解しあえるものなのです。そして薬など物質に頼るのをやめることです。やや宗教的に書けば、理解を求める心やモノに執着する心が煩悩と苦痛をうむということでありましょう。

  • 意図はいいが解決がない。

  • 医療は万能ではなく、教育に代わるものでもない。性格・思想・志向・哲学・人間関係・教育に関して正解はない。精神疾患を診断する明確な科学的根拠はなく、主観によるもの。一部の特権階級は支配階級は病気を作り、薬を投与して金銭的利益を得、人類の削減と支配を目論みる。

  • 精神の薬はやたらたくさん出るし、でも効果はあるのかな?楽になったという人もいるからいいのかな、という程度の認識だけれど。
    精神薬は危険で依存性があって…それは理解した。警鐘を鳴らしているのもわかるけれど、じゃあ今現在苦しんでる人や家族はどうしたらいいの?と読んでてずっと感じていた。
    批判はいいのだけど、じゃあどうする?という前向きな提案が薄くて投げっぱなしな印象。なんだかなーと読後感はとても悪い。

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著者プロフィール

内海 聡:医師。2013年、断薬を主軸としたTokyo DD Clinicを東京都台東区に設立。NPO法人薬害研究センター理事長。市民がつくる政治の会代表。日本再生法人会代表理事。Facebookフォロワーは17万人以上、Twitterは15万人以上。執筆活動も精力的に行っており、精神医学の本質を暴いた『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫)や、『新型コロナワクチンの正体』(ユサブル)などがベストセラーに。また、先住民に関する造詣も深い。医学の正体や、社会構造、健康になるための食事法、量子医学にいたるまで著作は多数。近著に『2025年日本はなくなる』(廣済堂出版)がある

「2023年 『世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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