医学不要論

著者 :
  • 三五館
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883205851

感想・レビュー・書評

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  • 書店で最初の数ページを読んで、そっと立ち去りました。


    神戸大学の岩田健太郎先生がブログでこの本を取り上げておられるので、一読すべきだと思います。

    http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/05/医学不要論をお薦めしないそして看過もしない理由.html

  • 色々メモしながら読んだらメモがいっぱいに!
    砂糖は毒、牛乳も毒、トランス脂肪酸も毒…などは知っていたけど、その背景の世界の支配者層の背景にも触れているところが勉強になった。
    もっと能動的に知識をつけていかないと!

  • 現代の医療はEBM(エビデンスつまりデータに基づく医療)に基づいている。著者の主張の根幹は現在の西洋医学の9割の否定である。しかし著者がその反論として持ち出す言説なり論文は著者の主観の域を出ず根拠に乏しい。おおざっぱに言えば、ある問題に関してありったけの情報をかき集め、自分の理論に否定的な情報の方が遥かに多いにも関わらずそれらの存在には触れることなく、自分の解釈に合うような1情報を選び出して取り上げるという寸法である。その意味ではほとんどの医学的な主張は読むに値しない。医療と病気について自分自身の頭でバランスよく考えよと主張する著者自身が頭ごなしに西洋医学を否定するのは自己矛盾でしかない。薬に関しても、生体は複雑であるから薬が生体に様々な症状をもたらすのは当たり前でありリスクが利益を上回ればその薬を使わないというのが医療の常識である。一方医療界に既得権益が存在しそれらが真に患者のためになる医療を阻んでいる可能性は否定できない。しかしそのような一面はどの世界にでも存在する構造である。肥大化する医療費についても歯止めがきかないのはまた事実であり、個人的にはその第一歩としては終末期医療のあり方について国民全員が真剣に考えることがひとまず必要なことだと思う。何点かについては考えさせられるものがあるがそれらは著者が文中で指摘するようにあくまでジャーナリズムあるいは社会学的な視点からのものであって、展開されている医学的な主張に関しては根拠に乏しいお粗末なものであると言わざるを得ない。

  • 現代医学のほぼすべてに科学的根拠はなく、それが対症療法(アロパシー医学)を生み出すもととなる。

    跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ):
    「悪人が思うがままに振る舞い、はびこること」を意味しています。

    「病気作り」とは、製薬会社などが薬の販路を広めるために、医学界と共調して、さまざまな生理的現象を社会問題化して「病気」と定義し、治療的介入を行うことにより、利益を得ることであり、現代医学は病気作りに満ちている。

    10の主要な感覚・考え方・思想
    1:常に自立し、人に頼らず解決する思想を持つこと
    2:自由や権利には責任が一体であることを理解すること
    3:社会や世界の構造を知るべく、一生かけて学ぶこと
    4:常に自己で選択し、決断し、その決断に対して自ら責任を取ること
    5:因果関係を常に把握し、因果の輪廻を超えるべく努力すること
    6:抑圧と戦い、奴隷であることをやめること
    7:被害者意識と自己正当化の枠から脱出すること
    8:子どもや家庭や地球すべての生命を見つめ直し、最も価値あるものとすること
    9:自我を確立し、何のために生き、何を目的としているかを明確化すること
    10:常に物質に依存していることを戒め、物質依存から脱却しようとすること

    シリカfrom 昆布、ハマグリ、ゴマ、パセリ、玄米、大豆

    催芽玄米:玄米がまさに発芽しようとする状態。 栄養とともに、生体エネルギーが最も高い状態にあります。

    ヘビースモーカーの肺気腫に健康保健が必要か

    ロバート・メンデルソン博士は現代医学を「死の教会」と呼び、「予防接種」「フッ化物添加された水」「点滴・輸血」「硝酸銀」を「四つの聖水」と名づけ、使うべきでないものと批判したが、私は現代医学の三つの’聖薬’として「向精神薬」「抗がん剤」「ワクチン」を挙げる。

    いったい日本では何人の子どもがワクチンによって殺されているだろうか?
    日本では乳幼児突然死症候群なんてバカな病名が使われているが、このうちの何人が医原病だろうか。私はその過半数はそうであると信じている。

    ワクチンが自閉症状を招く

    定期健康診断の際にバカな医師や保険師から「絶対予防接種を受けなさい」などと言われた場合、市町村長、保険所長宛の「行政手続法第35条
    に基づく書面交付要求書」を提出する。医師(保険師)がこれを受け取らないことは違法であり、それらの自由
    選択権は市民にあるということである。

    クレクレ君:ネット用語で、自分では調べず考えず動かず、なんでも欲しがる人々の総称

  • 既存の医学について、真っ向から否定する一冊。

    とにかく何に対しても否定なので、あまり役に立たなかった。

  • 激しい物言いだが、突き詰めて考えていくことに興味が出た。
    詳しく調べていきたい。
    本当に人を良くすることは何だろうか。

  • 必要ない、ひつようなーい! って、アフラックのCMか。

    なるほどと思った点をメモメモ…


    P95何歳から老人とするか難しいところだが、とにかく簡単に治療しないことが重要である。胃ろうなどもってのほかIVHももってのほか、人工呼吸も気切ももってのほか。老人はガンを治療する必要もないし、食べられなくなればひっそりと死んでいくのみである。…略 そうして感染症かガンか低栄養かエネルギー喪失による老衰で亡くなっていく。それがあらゆる動物の基本なのだ

    塩素がアテローム性動脈硬化に起因する心臓発作や脳血管障害の原因になっている

    塩素については調べてみよう! @プールは害がある? 水道水、浄水

    胃薬にはアルミニウムがけっこうはいっている。

    アルミについても勉強! どう害?

  • ●この本の目的とは、あなたの医学洗脳を徹底的に破壊すること。

    ●医学の本当の目的とは?
    「病気を治すため?」「人を死から助けるため?」「人に幸福をもたらすため?」

    ●本質的に治すのではなく、その場をしのぐことこそが現代医学の基本姿勢。それは「維持」や「寛解」と呼ぶ類のものであって、決して「治癒」ではない。

    ●「病気を治す」という言葉の定義は「病院に行かなくなること。病院に行かなくても済む状態になること。病気自体が維持というレベルを通り越して改善すること」。この観点からだけでも現代医学の大半は存在する価値さえない。

    ●現代医学は死から人を助けるという役割をほとんど果たしていない。現代医学の中で人を死から助けている分野はほんの一部分しかない。しかもそれが本質的に助けている分野といえば、さらに領域はせまくなる。

    ●現代医学が病気として扱っている症状の定義は、そのほとんどが間違っていると言ってよい。それらは原因や因果関係がはっきりしないものばかりで、病気についての定義となりえていない。人間はもともとそれらの病気にはかかりにくい生物であり、病気作り、基準の捏造による偽の病気や、化学物質、環境物質、栄養素などによるさまざまな問題点を振り返り、真の病気を明らかにして定義していく必要がある。

    ●西洋医学の薬のほぼすべては何の解決ももたらさず、医原病をさらに悪化させる源である。その薬と呼ばれる物質が開発されてきた思惑と裏側を知ることが肝要だ。それらは完全に否定はできないかもしれないが、ほぼすべては何の意味もない物質である。薬とは単なる毒であり、薬に作用や副作用があるわけでもない。それらは明確に一つの方向を向いている化学物質にすぎない。

    ●医者の間で知られる有名な逸話に「99%の医者は、自分がガンになったときに抗ガン剤治療をしない」というものがある。これは現代医学のガン治療が無駄であることを象徴している話だ。

  • 体にいいモノを食べる! でもたまにはビックマックを食べたくなるのだ

  • 医学は業界全体が利権の集約体だ!と言い切る筆者の本。しかし内容については否定はあるものの、新論についてはなかなか語られず。。。
    医学を不要にする代わりに必要な論が無いので、結局どうすればいいの?になってしまう本・・・期待していただけに残念。

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著者プロフィール

内海 聡:医師。2013年、断薬を主軸としたTokyo DD Clinicを東京都台東区に設立。NPO法人薬害研究センター理事長。市民がつくる政治の会代表。日本再生法人会代表理事。Facebookフォロワーは17万人以上、Twitterは15万人以上。執筆活動も精力的に行っており、精神医学の本質を暴いた『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫)や、『新型コロナワクチンの正体』(ユサブル)などがベストセラーに。また、先住民に関する造詣も深い。医学の正体や、社会構造、健康になるための食事法、量子医学にいたるまで著作は多数。近著に『2025年日本はなくなる』(廣済堂出版)がある

「2023年 『世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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