若返ったゾ! ファスティング

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 72
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883206254

感想・レビュー・書評

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  • ファスティングに興味があり、読んでみた。
    一日一食生活を送っている方の体験談もあり、とてもよみやすい。いいこと尽くめで、今すぐにでも一日一食生活やファスティングをしたくなる。
    下ネタというか、アッチが強くなる的な発言が繰り返し出てくるので、これを一番強調したいのかもしれないと感じた。それがいちばん若返りを感じやすいのかな?
    サクっと読めるし、ファスティングと小食で、どんな病気もかからなくてすみそうと思えてくる。病院も薬も必要ない。
    ガン3年、透析10年。透析は年間700万円くらいかかるらしく、病院は患者を使って荒稼ぎしている、らしい。もっとも、自覚しているかいないかの違いはあるだろうけれど、あまりにひどい。有料老人ホームでもしっかり三食食べさせるらしいが、それは食べ過ぎだし、早く死ねといっているようなもの。食べ過ぎが原因で病気になるが、病気になればもうかる人たちがいるし、食べ過ぎが体に悪いとは多くの人が知らないから、悪が横行している。
    ファスティング経験者の言葉に惹かれた。『「計らい」というのは、自ら為すものではない。生じるもの。それが天命です。わかりやすく言えば、「正しいことをやるな。楽しいことをやれ!」』(P62)
    腹八分で医者いらず、腹六分で老いを忘れる、腹四分で神に近づく。これはヨガの至言だそう。
    レオナルド・ダ・ヴィンチ「動物を殺すことは人間を殺すことと同じである」「人間がこの事実を認識する日は、いつかきっとくるだろう」(P132)
    寂聴さん「あまり丈夫なので、度々健康の秘訣など問われる。うるさいので『元気という病気です』と答えるようになった。」(P145)
    ヒポクラテス「人間は、生まれながらにして身体の中に100人の名医がいる」(P148)
    西洋医学は、個々の症状に対抗するため「対症療法」とよばれるが、そもそも症状は病気ではなく、病気を治すための治癒反応だから、それを無理やり止めてしまう方が不自然だし、根治しない。
    体毒が体を巡り、血液が腐敗すると敗血症になり、いのちの危険があるため、それを避けるためにガンが出現しているとのこと。生命の延長装置がガンの役割だったとは驚きです。そのガンも、ファスティングで血液をきれいにすればいい。
    不快ホルモンのアドレナリンは毒蛇の3、4倍もの毒性があるそうで、ストレスは怖い。そのストレスもファスティングで軽減できるようなので、やらない手はない!

  • 「3日食べなきゃ7割治る!」と「やってみました!1日1食!!」を隅から隅まで読み尽したあとなので、この2冊の復習編としてさくさく読めました。前作二冊との違いは、薬害と男性機能についてより多くの焦点を当てていること。断食のステップが加わったのは分かりやすいが、「食」に対しては前作の方がお勧めです。あと、個人的には、前作の若泉さな絵さんのイラストの方が可愛らしくて良かったな。

著者プロフィール

医療ジャーナリスト。1950年、福岡県生まれ。九州大学理学部中退、早稲田大学第一文学部卒業。学生時代から消費者・環境問題に関心を抱く。日本消費者連盟スタッフとして活動の後、1986年、独立。以来、精力的に執筆、評論、講演活動を行っている。毎日の習慣、「筋トレ」をかかさず73歳という年齢ながら驚異的に若いマッチョな肉体を誇る。主な著書に、『買ってはいけない』(共著・週刊金曜日)、『あぶない化粧品シリーズ』(三一書房)、『できる男は超少食』『10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ』(以上、主婦の友社)、『年をとっても ちぢまない まがらない』『老人病棟―高齢化! こうしてあなたは“殺される"。』『まちがいだらけの老人介護―心と体に「健康」をとりかえす82の方法』(以上、興陽館)、『未来を救う「波動医学」』(共栄書房)などがある。

「2023年 『[新装・普及版]60(カンレキ)すぎたら本気で筋トレ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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