ファスティングに興味があり、読んでみた。
一日一食生活を送っている方の体験談もあり、とてもよみやすい。いいこと尽くめで、今すぐにでも一日一食生活やファスティングをしたくなる。
下ネタというか、アッチが強くなる的な発言が繰り返し出てくるので、これを一番強調したいのかもしれないと感じた。それがいちばん若返りを感じやすいのかな?
サクっと読めるし、ファスティングと小食で、どんな病気もかからなくてすみそうと思えてくる。病院も薬も必要ない。
ガン3年、透析10年。透析は年間700万円くらいかかるらしく、病院は患者を使って荒稼ぎしている、らしい。もっとも、自覚しているかいないかの違いはあるだろうけれど、あまりにひどい。有料老人ホームでもしっかり三食食べさせるらしいが、それは食べ過ぎだし、早く死ねといっているようなもの。食べ過ぎが原因で病気になるが、病気になればもうかる人たちがいるし、食べ過ぎが体に悪いとは多くの人が知らないから、悪が横行している。
ファスティング経験者の言葉に惹かれた。『「計らい」というのは、自ら為すものではない。生じるもの。それが天命です。わかりやすく言えば、「正しいことをやるな。楽しいことをやれ!」』(P62)
腹八分で医者いらず、腹六分で老いを忘れる、腹四分で神に近づく。これはヨガの至言だそう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「動物を殺すことは人間を殺すことと同じである」「人間がこの事実を認識する日は、いつかきっとくるだろう」(P132)
寂聴さん「あまり丈夫なので、度々健康の秘訣など問われる。うるさいので『元気という病気です』と答えるようになった。」(P145)
ヒポクラテス「人間は、生まれながらにして身体の中に100人の名医がいる」(P148)
西洋医学は、個々の症状に対抗するため「対症療法」とよばれるが、そもそも症状は病気ではなく、病気を治すための治癒反応だから、それを無理やり止めてしまう方が不自然だし、根治しない。
体毒が体を巡り、血液が腐敗すると敗血症になり、いのちの危険があるため、それを避けるためにガンが出現しているとのこと。生命の延長装置がガンの役割だったとは驚きです。そのガンも、ファスティングで血液をきれいにすればいい。
不快ホルモンのアドレナリンは毒蛇の3、4倍もの毒性があるそうで、ストレスは怖い。そのストレスもファスティングで軽減できるようなので、やらない手はない!