ちょっと高くても、コッチ!

著者 :
  • 三五館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883206353

感想・レビュー・書評

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  • 自分が食べているものがNGな方に入っていることも多々あった。
    細かいところまでは覚えていないが、いろいろな食品に共通して使われる特にやばい添加物はなんとなく記憶に残ったと思うので、意識してみていきたいと思わされた。

  • *ちょっと高くても、安全&安心&美味しい食品を手に入れたい人に。主食から副菜、デザートまで食卓に並ぶ各種食品について、「どちらがマシか?」ではなく、「絶対コッチ!」というワンランク上の商品を、厳選してオールカラーで紹介*

    具体的な商品名、その商品が良い理由、類似品との比較、類似品のダメな所、などがオールカラーで見開きになっていて、非常にわかりやすい。とても全部は覚えられないので、手元に置いて読み返したい本。無添加にこだわっている某社の商品だけを買えば問題ないけど、少しの勉強で防げるものならやってみたい。

  • 小薮浩二郎 著「ちょっと高くても、コッチ!」、2015.5発行。安全・安心な食品の紹介です。調味料、主食、加工食品、お菓子、飲み物の5つの章で紹介されています。「買うならコレ!」「もう少しがんばりましょう」の2区分です。なお、納豆はほとんど無添加、問題は「たれ」と「からし」だそうです。醤油や味噌は本物を使いたいですね。著者は化学者で製薬会社の添加物開発に従事した後、食品会社に転職、現在食品会社の顧問だそうです。

  • 本屋で立ち読み。
    具体的な商品名があがっていて、添加物をとらない買い物に興味がわく

  • 添加物研究者だけあって添加物のことについては詳しいのがなんとなく分かる。
    しかし「健康」を視点にすると著者の勧める商品を買ってはダメ。
    何故なら植物油脂についてはほとんどと言うくらい触れておらず、植物油脂をOKにしてる。
    これだと、添加物は取らないけどトランプ脂肪酸はOKだよって話になる。
    あくまでも「添加物だけの健康」を視点にこの本を読む必要がある。

  • 買ってはいけない!本がたくさん出ているが、どれもが、過剰感のしすぎる場合もある。

    では、何を食べたら良いのか?と、疑問符を打ちたい。

    今の時代、食物に添加物 てんこ盛り。
    調味料、主食、加工食品、お菓子、飲み物、、、

    味噌とっても、出し入りは、がんばりましょう。気をつけましょう。と、書かれて出汁ぐらい作るのが、当たり前という設定であるが、今の時代、共稼ぎが、当たり前で、子供は、保育園に入れない家族がたくさんいる人たちに、時間と、お金と、余裕は、無いのである。

    この本には書いてないが、賞味期限についても、そうであろう。
    期限が切れました→すぐに、廃棄処分へ!
    先日、味噌の賞味期限が、切れかかっていたが、お年寄りに聞くと、昔は、樽で味噌の量り売りをしていたから、そんな期限なんか考えたことないよ!と、、、、
    無添加だった時代であっても、賞味期限、消費期限が、あったと、思うが、のんびりしていた時代だったのだと、、、、。
    目くじら立てて、商品の裏の成分表を毎回、ひとつづつ確認して購入するのは、精神的に参ってしまう。

    この本で、参考になった部分だけを考慮に入れて、マーケットへ行ってこようと思っている。

    お金はないけど、時間のある私だから、できることかもしれない。

  • ◎国産食品に含まれている中国産添加物
     ソルビン酸やグルタミン酸などは、ほとんど中国産や東南アジア産

  • 味噌しょうゆ辺りの商品比較はまだ納得して読めるが
    紅茶では国産リーフティーと比較するのものが海外メーカーのティーバッグとペットボトル紅茶だったり
    ジュースの比較が国産100%果汁に対して
    無果汁炭酸飲料だったりと難癖をつけたいだけにしか思えないものも。
    無果汁炭酸をジュースとして売ってたらJAS法違反ですがな。

  • やはりこの手の本を読むと何の食品を買ってよいかわからず不安になる

  • 今まで、こんな食品は危ない!だとか、この様な表記の食品添加物は危険だ!とかいう本を何冊も読んできました。でも私が読んだ限りの本においては、不安になったばかりで、「じゃ、何を食べればいいの?」という疑問は深まるばかりでした。

    そんな私にとって、この本は正に待っていた本でした。この本は会社で休憩時間に、たまたま新聞の広告コーナーで見つけたものです。早速取り寄せて週末に読みました。

    先日にお遣いを「味噌」を買ってきて、というお遣いを頼まれてスーパーに買いに行きました。初めて?味噌コーナーをじっくりと見たのですが、多くの種類があるのですね。たまたま手に取った味噌は、特売品の数倍したのですが、外食に比べれば安いものだと思い買って帰りました。「なんでこんな高いの?」と言われましたが、それで飲んだお味噌汁が美味しくて満足です。

    この本には、著者が疑問視している食品添加物が含まれていない食品が多岐にわたって紹介されています。調味料から、飲物類、お菓子まで。すべて買うとなると経済的に厳しいかもしれませんが、食事の基本となる、調味料だけでも、試してみたいなと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・メーカが合成添加物を使う理由の一つに、コストダウンがある。合成添加物のサッカリンナトリウムを使うことで、砂糖比較で40%もコストが下がる。(p26)

    ・本物はいたって、シンプル。醤油の原材料は、大豆(国産)、小麦(国産)、食塩のみ。お薦めでないのは、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料、が入っている(p31)

    ・味噌の原材料は、大豆(国産、遺伝子組み換えでない)、米(国産)、食塩、お薦めでないのは、酒精、調味料(アミノ酸等)が入っている。(p33)

    ・酢の原材料は、米のみ。お薦めでないのは、醸造酢、果糖、調味料(アミノ酸等)が入っている(p35)

    ・つゆの素の原材料は、しょうゆ、砂糖、食塩、かつおぶし、こんぶ、酵母エキス、醸造酢(p50)

    ・ドレッシングで選んではいけないのは、原材料表示に、加工でん粉、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、香料があるもの。加工でん粉は合成化合物だが制限値なし(p55)

    ・生おろしわさびは、「本わさび」が最初に書いてある(量が最も多い)ものを選らぶ、西洋わさびとの混合品はダメ(p56)

    ・はちみつは、国産品を(p66)

    ・冷えても美味しいお米は、低アミロース米、これを普通のコメと混ぜて炊くといい(p69)

    ・そうめんの原材料は、小麦粉、食塩。植物油のないもの(p73)

    ・ホットケーキミックスは、着色料(ビタミンB2)のないもの(p77)

    ・納豆パックで問題なのは、附いてくる、「たれ」「からし」、つゆ(p50)と、からし(無添加品)を使う(p97)

    ・果物の加工品は、人の手でむく方法のもの、薄い塩酸で皮を溶かして、その後苛性ソーダで中和する方法の剥き方は良くない(p120)

    ・お菓子で、ショートニングがあるものは避けたい、有害なトランス脂肪酸が多く含まれている。マーガリンには多く含まれている(p127、129)

    ・カステラの原材料は、鶏卵、砂糖、小麦粉、はちみつ、お薦めでないのは、ソンビトール(甘さ、しっとり感)、ショートニングを含むもの(p131)

    ・フルーツゼリーに入っている、酸味料(24種類の合成化合物を一括表示)や、甘味料があるのはよくない。お薦めゼリーの原材料は、果汁、砂糖、寒天、こんにゃく粉(p144)

    ・お薦めのお茶には、ビタミンCは入っていない(p150)

    ・発酵度の違いで、様々なお茶になる、完全発酵が紅茶、してないのが緑茶、途中がウーロン茶(p154)

    ・野菜ジュース買うなら、伊藤園、充実野菜緑黄色野菜ミックス、原材料が、野菜・果物のみ(p158)

    2015年5月17日作成

  • (欲しい!)

  • 【まとめ】
    <グリシン>睡眠作用のある添加物
    ↳アミノ酸の一種/安全性に問題ないと言われているが使用制限のない添加物に分類されている
    ↳「睡眠をサポートする」サプリメントに入っている
    ◎ほぼ等々の量が入っている以下の食品は買わないほうがいい
    ※コンビニやスーパーのアレ
    ↳弁当/おにぎり/食パンなどに使われている
    ↳これを2〜3個食べて眠くなるのは当然
    ↳この本ではグリシンは早急に使用禁止を!と主張している

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著者プロフィール

岡山県生まれ。食品会社顧問。食品評論活動、他

「2022年 『新装版 コンビニ&スーパーの食品添加物は死も招く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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