ジークの魔法のハーモニカ

  • らんか社
3.55
  • (4)
  • (5)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 65
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883301171

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゴミ集めの車から落ちてきたハーモニカ、
    ジークはすっかり気にいって熱心に練習をする。
    しかし、ジークを褒めてくれるくせに、家族ってば彼の演奏を聴くと必ず寝てしまう。
    傷ついたジークは家出をするが、
    どうやらこのハーモニカをふくと、誰もが眠ってしまうということによえやく気がついた。

    そこにジークを助ける振りをした、泥棒軍団にさらわれてしまうのだが…

    ハーモニカで事なきを得る。
    まあそうよねー、やっぱり

  • そうとは知らず、演奏を聞くと皆が寝てしまう魔法のハーモニカを手に入れたジークが家を出て、トラブルに巻き込まれる話。どうなるのかな?と思いながらどんどん読ませるところがやっぱりスタイグおもしろい。

  • 「ハーモニカを拾ったブタのジークは、さっそくハーモニカを練習しはじめました。演奏をほめてくれる家族たちですが、聴くとすぐに眠ってしまいます。腹をたてたジークはハーモニカをもって一人旅に出ました。」

  • とぼけた感じの絵が、なんとも言えない味わいになって、素朴なお話に笑いをもたらす。
    犬達とのやり取りが、なんとま可笑しい。
    そして、なんとも平和な終わり。

  • 東京子ども図書館の復刊キャンペーンで知り、地元の図書館で借りた。

    ある日、ぶたのジークは、ハーモニカを見つけました。
    ゴミ集めの車から、ジークの足もとに落ちてきたのです。
    ジークが家族の前でハーモニカを吹くと、いつもみんなはねむってしまうのでした。

    おはなしのはじまりから、ぐいぐい引き込まれます。
    タイトルからネタバレしているのもよく作用しています。
    いま絶版なのは、犬たちの場面のためでしょうか。
    私もちょっと気になってしまったのですが、教育上云々の話になると、何をどこまで認めるのかが難しくなります。
    でも、この場合にも、「昔話は残酷だが残虐ではない」という考え方が適用できると思いました。
    ファンタジー&サスペンス、小学校低学年から。

  • 30年度 2-4
    29年度 1-3
    14分

全6件中 1 - 6件を表示

ウィリアム・スタイグの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×