ストライプ: たいへんしまもようになっちゃった

  • らんか社
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883301331

感想・レビュー・書評

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  • カミラはある日突然シマシマになっちゃった
    学校を休んで、お医者さんを呼んだけど
    体調は悪くないから明日からは学校に行けますよって

    ところが学校に行ったらもっと大変なことに。
    国歌を歌えばカミラは星条旗柄に!
    友だちが「水玉」「チェック」といえばその模様に
    学校からはお休みしてくれって言われて、色々な人が治療にきたけれど、どんどん状況は悪くなる。
    そんな中やってきたおばあさん
    おばあさんが差し出したものは・・・

    読み聞かせ時間は11分ちょっとです。

    自分らしくいようって本かな

  • 主人公は女の子だが、絵の面白さとインパクトの強さで、男子もじゅうぶん楽しめる。
    内容はなかなか深く、長さからいっても高学年向けかもしれない。
    他人の目ばかりが気になる年頃。
    他人にどう思われているのかが、気になってしかたがないのが思春期というもの。
    自分が何が好きで何をしたいかは、もう二の次三の次。
    そんな女の子の身体に、ある日突然ストライプが出現する。
    しかも、他人の発言で次々と色や模様を変えて行くのだ。
    大人なら何が言いたいのかすぐ分かるけれど、子供なら話の行方に目が離せないだろう。
    自分以外のひと全員に気に入ってもらうなんて、出来はしないのだ。
    しかも、ひとの発言などコロコロ変わる。ちょうど自分の心のようにね。
    だから、自分の心に従ってしまえば、それが一番幸せで楽しくなるのだ。

    ラストはちゃんと、ストライプが綺麗に消えた女の子が現れる。
    色彩の大胆さがアメリカ的だが、子供は何の抵抗もないだろう。
    ただ10分以上かかるので、体力がいるかもです。

  • 自分の好きなことを押し殺して、『みんなと同じでいたい』という気持ちを大事にする主人公に災難がふりかかる。
    勇気をふりしぼり、一歩踏み出すことで見える景色が変わる。
    そんなことを伝えようとする絵本ですかね?

  • 強烈すぎるタイトル表紙にまず手を取らずにはいられない。主人公の女の子には申し訳ないが、百様に変わる顔の模様に笑ってしまう…。

    最後は無事、治るが、ちょっと子供にはトラウマになるんじゃ無いかと思うレベル。うちの子は、ゲラゲラ笑っていたが笑。

  • 人の目ばかり気にしていたら、自分がわからなくなっちゃうよっという絵本です。例え、自分の好きなものが周りのウケが悪かったとしても、好きなものは好きと言えるように、なって欲しいな。

  • 自分の思いを大切に

  • 哲学

  • 体がしまもように!?
    奇想天外な展開にあっという間に引き込まれました。
    メッセージも◎
    個人的に少女を救うのが、「おばあさん」っていうのが好きですね

  • 4-88330-133-8
    C8798¥1500E.
    タイトル:ストライプ たいへん!しまもようになっちゃった
    作者:デヴィッド・シャノン
    訳:清水奈緒子
    発行:セーラー出版
    発行年月日1999年7月10日第1刷発行
    ---------------
    お薦め本として 度々名前が挙がっていたけど、読んだことが無かったので手にした一冊。

    絵の力を感じた。とても強烈。
    作者は1959年生まれのアメリカ人でアメリカ育ちの白人。
    自分の考えを口に出すということについてさほど抵抗が無いと思われる立ち位置の人が書いた本。

    全く別事になるが 作者さんの名前が「 David Shannon 」
    これを日本語の絵本に作者さんとして記載する際に 「デヴィッド・シャノン」
    「デビッド・シャノン」
    「デイビッド・シャノン」と複数ある。
    検索して同じ作者さんの物を探すときにちょっと気をつけておかないといけない。
    wikiはデビッドシャノンの表記
    アマゾンジャパンはデイビッドシャノン
    セーラー出版はデヴィッド・シャノンの表記でした。
    訳者さんによるのでしょうか?

    ちなみにセーラー出版という出版社は1985年~2013年
    セーラー万年筆株式会社の関連会社だった。
    2013年7月に株式会社らんか社と商号変更。
    この本はらんか社になってからも版を重ねている

    この素敵な本を探すのに出版社の名前や作者さんの名前の表記で埋もれないようにしてほしいです。
    ----
    読後すぐに検索した事 
    一つはリマ豆
    二つ目はデヴィッド・シャノン
    さらにセーラー出版もチラッと気になってググった。

    リマ豆はwikiによると(ライマメと表示されている)
    インゲンマメ属ライマメなのだそうで別名がたくさん有ってリママメ・リマビーン・バタービーン・アオイマメ等々 ペルーのリマから海外に輸出されたことからリママメと呼ばれる(Lima Bean)
    絵本の絵を見ると枝豆の様な黄緑色の粒がお皿に乗って描かれている。
    さやごと食べるインゲンとはちょっと違う感じ。
    --------------------
    本題はとても大切な事なんだけど、それ以外でも色々な事を知ることが出来た一冊。
    絵の力がとてもあり、本から声が聞こえてきそうでした。

    この作者さん オモシロイことに自分の名前と同じ主人公の作品があります。
    まだ読んでいませんが、いわゆるヤンチャ坊主の片りんを感じる表紙です。
    読んでみたいな。

  •  人目を気にする女の子の体が縞模様になってしまう。症状は酷くなっていくが、訪ねてきたおばあさんの助言で、自分だけが好む豆を食べると元に戻った。

     物語と込められたメッセージのバランスが良い。

     迫力あるポップな絵柄。

清水奈緒子の作品

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