- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883350933
感想・レビュー・書評
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私たちの生活に、紙は欠かせない存在です。
本や雑誌を始め、包装紙やパッケージ、バッグなど、紙を使用したものは数多くあります。 それぞれの紙には、実は「その紙でなければならない理由」があることが多いのです。
例えば、広辞苑。
全3000ページもに及ぶ辞書を実用的な厚みに抑えるには、ごく薄い紙でなくてはなりません。けれども薄さだけを追求して裏側に印刷された文字が透けて見えたり、すぐに破れてしまっては使えない。薄さ、不透明性の高さ、丈夫さのすべてに配慮して作られた紙、それが広辞苑の本文用紙なのです。
そのほかにもカルピスやコアラのマーチ、キョロちゃんでおなじみのチョコボール、紀伊国屋のショッピングバッグ、MONO消しゴムの紙などなど、おなじみの商品がたくさん登場して、全体を通して「なぜ、その紙なのか」を解き明かしたコラムを集めています。 写真中心の構成なので、パラパラめくっているだけでも楽しい1冊。
「理由あり紙」(機能紙)の章を中心に、章末コラム(全部)などの執筆を担当しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーケットプレイスで購入。書名から期待した内容ではなかった。製品と、そこに使用された紙の話が主。一部「販売価格に対する紙代の比率」や「面付けによる紙の有効使用率」などが記されているが、徹底されていない。
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この本だけは帯を捨てられない…
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カラー写真を眺めているだけでも楽しい。