- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883351763
感想・レビュー・書評
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手触りがよい表紙、材質のよい紙。
名作感がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウイスキーの中には、俺の独立国がある。
コピーライターになろうかと手に取る。色々なコピーライターが教訓の様な事を書いてくれているが、シロウトにはさっぱりだったな。巻末の「古今コピー集」が一番面白かった。懐かしいコピーがずらり。上記は一番気に入ったモノ。
コピーライターの道は激しく険しい。 -
この本の誰かのレビューで、「こぴーばいぶる下さい」って本屋でお願いすることって書いてあって、そのレビューが気にいって購入した。
コピーライターの方々が、そもそもコピーとはなんぞやから、心構えとか、新聞広告ではWeb広告ではといった違いを教えてくれる。
言葉ってすごいな、日本語って漢字ひらがなカタカナの組み合わせで印象が違うんだから面白いなって思う。 -
コピーを書く心構えから色々な媒体でのコピーの役割、考え方、をたくさんのトップクリエイターの立場から書いてある。巻末の名作コピー集は自分が好むコピーの傾向が知れて参考になる。
以下、備忘録。
・広告媒体に潜む予定調和という落とし穴。こんな雑誌でこんな読者だったらこんな感じのコピーかな?という考え方だと「他人事」のコピーになる。
‐児島玲子
・テレビCFのコピーは映像で語っていることをコピーでなぞらないこと。
‐岡道康
・ボディコピーはエンターテイメントである。
書き出しの一文は第二のキャッチフレーズと考える。
ちゃんと、きちんとなどの言葉を使わずに、具体的に約束する。
レトリックの仕事は伝えることであり、ごまかすことではない。
‐山本高史
・コピーを書くぞ!と意識しすぎてコピーのカタチえお追い求めているうちにコミュニケーションの基本を忘れてしまう。
‐小西利行
・コピーは取材から生まれる。~「十歳にして愛を知った。」は図書館の資料漁りから生まれた。
‐眞木準
・「~みたいな」はだめ!そういうところが一番キモであり、弱点。イメージに頼らず言葉で。
‐井村光明
・キャンペーン広告ではメッセージより先に「なにを達成するのか」をはっきりさせるべき。
‐高松聡
・いいコピーライターになろうと思う人は、コピーの技術を磨くとともに、あなたにピッタリの優れたADを見つけることです。
‐副田高行 -
名だたるコピーライターの仕事に対する。コピーに対する想いが書かれている。
会ったことのある人のコトバは、やっぱり面白い。コピーをある程度書いている人は、とても面白い内容だと思う。
実用書というよりは、啓発本なのかな。
名作コピーの背景の話もたくさんあるのでお勧め。 -
題名のとうりに、コピーライティング読本です。
主に、CM等のコピーを例にとって
分かりやすく、作法を書いています。
とにかく、数を書くという。
良いものは、確率的に出ます。
心をとらえるのにはどうすればよいか?
なかなか深い内容です。
2,400円はちょっと高めかな? -
仕事の教科書
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購読理由:
仕事でコピーを書いているから、宣伝会議が出版してるから
こんな人におススメ:
コピー全体のことを知りたい!一流のライターさんがどんなことを考えてるか知りたい
一番目から鱗だったのが、「他人の気持ちなんかわかりません。」という児島さんの言葉でした。誰かになりきったつもりで書くんじゃなくて、きちんと自分の言葉で表現するっていう。明日から仕事に活かそう。 -
バイブルってことで、ダイアリーのタイトルは聖書「創世記」の一節から取ってみました。
<本の紹介>
日本を代表する53名のトップクリエイターが、広告の奥義を惜しげなく伝授する。
ベストセラー『新約コピーバイブル』を増補した待望の新刊。
現在活躍中のコピーライター・CMプランナーが新たに執筆参加し、巻末「古今コピー集」に近年の作品を追加収録。一流クリエイターの思考の過程や発想法を知ることで、企画・アイデアのヒントが必ず見つかるはず。
俺の仕事は広告ではないけど、「ネーミング」とか「コピーを作る」なんて誰でもある程度はできるようになっておくべきスキルの一つだと思うから(じゃなきゃ企画なんかできない)、とっても為になりました。
確かにこれを仕事にしている人たちの視点って、鋭い。おもしろい。
いくつかをメモ。
・誕生日って母の日だと思う。
・初給料日って父の日だと思う。
・起きていながら目が覚める感覚。
・窓際族「ウインドゥズ」
・簡単文と感嘆文。
・青空は史上最大の読書灯。
・赤ちゃんの寝息は、ママへの子守唄。
・「明日からやろう」を30回言うと、1ヶ月が終わる。
・明日の為に、今やろう。
・遊んでいるのではない。給料に合わせて働いているのだ。
・「一杯やろうよ」という言葉を訳すと、「ゆっくり話がしたい」になる。
・お母さんを育てるのは、赤ちゃんです。
・夫の建てる、妻の家。
・親は、半分しか育てられない。
・学校給食は、好き嫌いを解決する授業です。
・コオナルト・ザ・ピンチ。
・故郷が2つになることが結婚。
・すりきれても、すりきれても人はそれでも身を削る。
汚れても、汚れても人はそれでもけがれない。
さびついても、さびついても人はそれでも光っている。
・大変なことが多い人。略して、大人。
・都会でボケーション。
・独身最後の親孝行は、結婚。
・土地が狭いのは日本のせいだが、家が狭いのは自分のせい。
・ネクタイ労働は甘くない。
・僕が母のことを考えている時間より、母が僕のことを考えてる時間の方がきっと長い。
・僕の君は世界一。
・南向きの性格が、彼女を明るくしてる。
・無鉄砲という武器。
ん~、こういうのをどんどん作り出せる人になりたいです。
言いたいことをシンプルにわかりやすく、印象に残す。
難しいけど挑戦しがいのあるテーマかなと思います。 -
なやんだら、とりあえず開ける。名作・駄作取り揃えて、様々なクライアント趣向性をカバーできるかも…。使えます!