- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883351794
感想・レビュー・書評
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新潮文庫、Yonda?キャンペーンの仕掛け人、谷山さんが書いた広告コピーを書くためのノウハウ本。とても読みかった。webページにコピーを付けたり、キーワードを選んだり、人に見てもらうための言葉を選ぶ機会はたくさんあるので、これはぜったい手元に置いておかなきゃ!!という感じ。
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こんな人にオススメ
・これからECショップをスタートさせようと思っている方
・なんとなく不調を感じているショップオーナーさん
・アイデア不足の方
資生堂TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」などのコピーを書いた谷山雅計さんの著書。「なんかいいよね」ではなくて、「なぜいいのか。これこれこうだからじゃないか」をいつも思考させることの重要さにはじまり、より多くの人に伝えるために、短くまとめて、受けてを発信者に変え流通させることの重要さ、みんなが人に伝えたくなるように「言いたいことを言わせてあげる」という考え、受け手が参加するために突っ込めるスキを作ることの大切さなどが書かれている。
人に何かを伝えるために、どうすればもっと伝わるかを学べる一冊。 -
谷山さんのコピー読本。
ほぼ見開き展開で読みやすい。
読み終わった後も、目次をみれば、コピーを書いた後のチェックポイントのようなことを確認できるのがいいなと思った。散らす→選ぶ→磨く。そういえば、そうだよね。意識していきたい。 -
2014/04/06
自宅 -
「なんとなくいい」禁止。自分でも実行していこうと思った。普段から何故よいのか何故嫌なのか考えていく思考を持ちたい。
コピー100本書く
ボディコピーの書き方
参考になった
インサイトを引き出す広告ってやっぱりいいよな
ただとしまえんの広告に関する記述には納得いかなかった。ただ絶叫マシンばかりだから史上最低ってだけでなくて、みんなの”としまえん=つまらない”
って認識をとしまえん自体が示したことが面白いんじゃないかなって思う。
yonda?の企画書おもしろいです。プロモーションの意図を知れる -
分かりやすい例え、的確な視点。いいコピーは、カンタンに書けるわけではないけれど、手が出ないほどムズカシイものでもないと教えてくれます。
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忘備録
■「なんかいいよね」禁止
■コピーの「書く」は「散らかす→選ぶ→磨く」
■意味で書いて、生理でチェックする
■「描写」ではなく「解決」 -
リスティング広告の運用を任されてから1年が経ったので、改めてコピーライティングについて学ぼうと思った。日常生活で「なんとなくいいよね」という発言をやめた方がいい、という記述には納得。
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広告コピーは感覚ではなく、理論で書かれていることを実感。人の感情に影響を与える、一見「感覚的」な印象を受ける広告コピーであっても、プロはしっかり理論を駆使して書いているんだな〜と目から鱗でした。しかも、読みやすい。読み手への配慮を感じる書籍でした。
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作家の「人間性」に魅了される本に、 年に一回くらい出会います。今年は、これ。こういう作品を読むときは、ゆっくり 読みます。勿体ないから。
タイトル通り、「広告コピーってこう書くんだ!」とまさに実感しました。
実は、 私は二年くらい前に一度、「ノルウェイの森」の公募コピーに応募したことがありました。
知識も技術もないド素人なので、ちんぷんかんぷん。でも、時間はあるし、 大好きな作品だし、だれでも気軽に応募できるよーという感じだったので、 軽い気持ちで応募しました。
結果は、落選。
たしか計100本選ばれるコピー公募だったので、それなりに書くことに対して自信があった当時の私は、ガクリとした記憶があります。
今なら、何故落選したのかわかりま す。
「コピーとは複雑に考えられており、機転の利いたものでなければならない」という勘違いと、「まずは、100本書いてみる」という基本的なことをしなかったからです。
この本を読めば、コピーライターとし てペンを握るところから始められます。
私は何よりもこの著者の丁寧で、知性の高い文章に惹かれました。 ブックオフになかったので、無職の私は定価1,800円で買いましたが、満足です。(笑)