みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ

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著者 : 仲畑貴志
  • 宣伝会議 (2008年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883352074

みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶの感想・レビュー・書評

  • ずっと読みたかった仲畑さんのコピー本。300ページ近い本であったが、読みやすい文章でテンポよく読めたのも仲畑さんの書く力なのだろう。これまで多くのコピーライターの方から話は聞いていたが、改めて原本を読むとよい勉強になる。特に記憶に残っていること・役立ちそうな話を備忘録として残しておく。
    ・「早い話が」と頭につけてコピーをまとめる。
    ・表現力の差は、他者の思いを想い、思い至る力の差。
    ・おまけの付いたチャーミングなコピー
    ・エビフライの尻尾。
    ・朝までに500本。

  • 金がかかった、高度な技術を要した機能が消費者にとって価値ある機能とは限らない
    品質が揃った時代だからこそ、なんらかの情報や語る内容が必要
    その広告は、ひとことで言えるか
    主張を相手の心へ届けるためには、メッセージに実感と共感があるかが重要

  • 分かってるけど忘れがちな広告の基本。
    こんなふうに仕事したいな。

  • 購入

    「宣伝会議」に掲載されていた連載記事をまとめたもの。

    著者の広告やコピーなどに対する哲学のようなものに触れられる。広報業界の方々がどう感じるのかわからないが、広告に興味を持っている素人としては興味深く読めた。

    見開き1ページ分くらいの短い記事が集まったものなのでとても読みやすい。

  • 大学時代、学園祭運営での広報宣伝をする役割にいた時に買ったものです。書いてあることは実践に役立てられず、参考にも出来ないまま中途半端に読んだきりでした。本日ようやく通読です。

    グッと来ますね。ずっと、多分この先も。

    早い話が、上のような感想です。広告業界や広報戦略、広告学の本は幾つか店頭で漁り、買いもしましたが、やっぱりこの本には敵いません。広告業を仕事にせずとも、手に取っておくべき本です。

    表現は平易ですが、一つ一つのトピックの中に長い経験と深い知恵が濃縮されています。そのせいもあってか、1章1節、ついつい何度も読み返してしまいます。言説が辛口とは言いますが、私はマイルドな、適度な、嫌味のない辛口だと思って、そこがまたいいなぁと。この本の表題を書店で見てすぐ惹かれる人は、まず夢中になって通読してしまえるように上手く設計された本ではないでしょうか。ただ、いざこの本のように考えて実行しようとすると、難しいですね。真似しようにも真似出来ないです。出来たとしても仲畑貴志の真似かと言われそうでそこが怖いというのもありますが、やっぱり私がまだまだ青二才だからでしょうか。

    簡単に出来る仕事じゃないですよ。コピーライターは。私が仕事にしたくてもしなかったのは、難しいし怖いと思ったからで、この本を読んでやっぱり難しいし怖いなぁと感じます。ただ、惹かれますね。私には一方で表現者としての側面もありますから、どうも、手放せませんね。

  • 日本のコピーベスト500より

  • <自分でもコピーが作りたくなる様な、そんな一冊>

    ☆新たに商品広告に着手するときは、その商品を一人の人間に見立てて人格形成をしてから表現に入ると、その後の広告活動にブレが無く進行できる。178

    ・猿のウォークマン、「おしりだって、洗ってほしい」、セゾンカード永久不滅ポイント大車輪おじいちゃんCMで知られる仲畑さん。
    全八十二項目のうち一番感銘を受けたのは第69項「仕事のフォーム」219。要は、酒はサントリーを飲む、店になかったら店主に泣きついて置かせる。買い物は敢えて岩田屋でする、地元のタクシー運転手にも岩田屋の良さを吹聴する、という徹底的にクライアント(の商品)を親兄弟の様に愛する姿勢が良い広告を生んでいるのではないか。

    ・「お腹を強く圧してみると、脈動している。生きているんだなあ、と実感する。」←本書を読んだ後に作ったコピー。特に、何の広告というわけでもないが。

    ・全体に通底している、広告への効果意識、コスト意識、生活者(広告の受け手)発想。

    ・スペックをそのまま言ったり、ただ最高と言ったりしてモノが動くなら広告会社は要らない。

    ・「モノが動く」という表現が頻出する。広告業界用語なのだろう。上司「モノが全然動いてねーんだよバカヤロウ」みたいな事があるのかな。

    ◇株式会社東京企画が発行している『CMインデックス』62
    →広告の効果測定に有用なデータを提供しているらしく、読んでみたい。

    ◇「遠い町から東京駅に着いたおじいさんが、丸の内中央口で国会議事堂は行きたいと電話してきた。教えてあげてください」98
    →仲畑広告制作所の入社試験問題の一つ。回答例としては、「右にずーっと見える皇居のお堀。その土手に、真っ赤な彼岸花がきれですよ」。どこまで相手を思い、想い至るか。

    ◆エビフライの尻尾を、機能上必要ないからと言って取り除いてしまうとなんとウンコになってしまう。コピーの中にも、エビフライの尻尾的な部分があって、そこを削ぎ落してはいけない場合がある。143

    ◆世に無い価値を提案する商品を担当した記憶はウォークマンとウォシュレットぐらい。160

  • 広告はゼロから出発できない。つねに1なり3なり10なりという魅力を持った商品から出発し、それを足がかりに2倍3倍の価値へとジャンプさせるのが仕事である。

  • 広告とコピーの基本、
    忘れてはいけないことが
    書いてある。

    本質を捉えたコピー、
    チャーミングなコピー、
    めざすものが、ぜんぶ
    書いてある。

  • 僕の好きなフレーズだし、僕の興味にある広告の話題なのだけど、内容の記憶が無い……。
    悪いことは書いていなかったと思うが……。てことで(?)星三つ。

  • メモ。
    ●「最高」と言って「最高」と信じてもらえたら、コピーライターは不用である。
    ●アレコレ言って何も伝わらないより、価値あるひとつを確かに伝える。
    ●機能や特性はそのままでは価値にならないことが多く、それらが人の生活に何をもたらすかを説くことになる。物理的価値を実感・共感のともなった利便やイメージ価値へと変換するのである。
    ●その広告表現が良いか、もしくはたいしたことが無いか、見分ける方法について質問を受ける。わたしのやりかたは、ごく簡単。「その広告は、ひとことで言えるか?」という、たったひとつの尺度があるだけ。たとえば、飲み屋で知人にあったとする。彼は広告の業界人ではない。その人が「今、どんなコマーシャル作ってんの?」と聞いた。そのとき「こんなやつ」とひとことで言えるかどうか。広告表現はひとことで言える程度の象徴性がないとダメなのである。
    ●「早い話が…(なんとかなんとか)」とつづけてコピーを書きつづける。
    ●減塩ラーメンを選びますか?の問いに好意的な反応を示したのは、健康に留意するという、その人の中の理性的な人格である。ところが、即席ラーメンを食べるときのその人は、「腹へった。とりあえず、なんか食お」という、ゆるい価値観で行動している。したがって、ゆるい価値観で選択されているラーメンという商品を、理性反応の数字の集積で判断したのが間違いなのである。
    ●表現力の差は、他社の思いを想い、想い至る力の差。
    ●立派やカッコ良さは大声で言って伝わるものではない。
    ●「だって、好きなんだモン」といわれたらおしまい。給料の少なさで説得しても、未来の広がりに欠けると訴えても、「好き」にはかなわない。逆にいえば、「好き」と思われたら勝ち。
    ●モノの価値が、機能だけでは弱いのと同じように、言葉も機能(意味)だけでは届きにくい。
    ●生活者の実情を知らぬ、対象となる人の心情に思い至らない観光的な発想や考えは、表現の根本から払拭しなければならない。
    ●コピーを書く。その出発は、「何を言うか」の発見と把握である。重要なことは、発信する方、つまり「クライアントが言いたいこと」より、受け手側である「コンシューマーの聞きたいこと」を発見し、優先すること。
    ●ある考えをコピーの姿として書いてしまうと、その言葉に縛られてその先への発想が阻害されるのだ。だから、書き留めるときは文章にしない。その発想のポイントだけを簡素に書く。もしくは、単語をゴロゴロと置くに留める。
    ●いいコピーは、いいコピーを書こうとするんじゃなくて、いいことを考え付くことから生まれます。

  • 八方美人で八方塞がり。

  • 表現力の差は、他者の思いを想い、想い至る力の差

  • 名コピーライターの、広告の仕事と言いながら他にも生かせる82個。

    公国と限定しなくても、共通で考えられることがあるのだから、それは生かさなければならない。

  • 最初はこの赤本がいいと思っていましたが、いまは青本が好きです。なんども書き取りをして、味わうにはやっぱり青本。どれが好きかというのも、自分の成長とともに変わるのでしょう。「選ぶ」というのもの大事な訓練だと、斎藤夏風さんが俳句上達へのメッセージというコラムでお書きになっておられました。よいことを言われた気がします。

  • 伝えるのは1つ

    わたしの

    早い話が

  • 仲畑さんのコピーテクニックが赤裸々に書かれている。

    印象に残っているのは、コピーライターとしての生い立ち。

    あと、15万のバイクと、15万のバッグ。

  • マーケティングの本。

  • 角筈図書館で出会った読みたかった本。

    今をときめく名コピーライターが思う、コピーについてのアレコレ。色んな人がコピーライターの先生が、「コピーについて大事なこと」としてお話しいただく要点が、この1冊にぎゅっとつまってます。

  • 万人受けするような内容ではないと思う。

    仲畑さんが広告に対して思ってきた事、感じたこと、心がけている事を記載した本。何かを学びたいというよりは、仲畑さんの思考を知りたい人向けの本だと思う。

    それでも彼の思考から学ぼうとすれば、
    一つの事例から3つは学びが得られると思う。

    購入するときは書店でぱらぱら立ち読みしてから購入する事をお勧めします。ちょっと好き嫌いあるかも。

  • よい広告は、特別ボーナスの価値がある。

    アレコレ言って、何も伝わらないより、価値あるひとつをたしかにつたえる。

    開発者に金が掛かった機能。高度な技術を要した機能。でもそれが、消費者にとって価値がある機能とは限らない。商品は、自分で自分の、価値を語りなさい。

    名前や服装はマーケットを既定する。

    爆発力のあるアイディアはいっけん、冗談ぽく見える。

    表現力の差は、他者の思いをおもい、
    想い至る力の差。

    コンセプト=売るための工夫

  • 1項目2ページずつ×82。名コピーライターの広告論。あなたの心に刺さるコピーもきっとあるはず。

  • コピーを書く人の本はわかりやすい。
    ほっほうと影響されてしまう。

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