- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353262
感想・レビュー・書評
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人がものを買うとき何が背中を押すのか?消費者インサイトを、本能、ソーシャル、逆張り、ボーダレス、シンプル、人間力のカテゴリごとに具体例をもって考察する本。
2015年の本だからちょっと古い部分もあるし、今や解説せずともみんな知ってる常識的なこともあるけれど。
高級エンタメにおける10分1000円の法則。
パンケーキが好きなんじゃなくて、パンケーキ好きな私が好き説。
嫌いも好きのうち。好きの反対は無関心。
オタク春の時代。
自分がターゲットにされてない商品を、あえて選ぶ。逆ターゲット。背伸びした優越感。
などなど。
自分が何か商品やサービスを提供するとき。
つい物を買ってしまいそうなとき。
購買動機がどこからくるのか、インサイトに目をむける助けになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットのKindle Unlimitedで読めるオススメ書籍に出ていたので読んでみた。
人が物を買う際の行動心理、また言葉では説明出来ない不思議な購買行動など、読んでいて自分にも当てはまる事が沢山あり、最後まで楽しみながら読むことが出来た。
・"一人の時間"は好きだけど、"ひとりぼっち"は嫌い。だから互いに干渉しすぎないLINEが爆発的に普及した。
・「好き」の反対は「嫌い」ではなく、「無関心」である。だから嫌われる事で知名度を上げる事も出来る。
など興味深い事例がいくつもあった。
中でも1番心に響いた言葉は「結局、人間なのだ」という一言である。
どれほど高性能の機械だろうと、凄く便利なアプリであろうと、売り手がどのように売り込み、買い手がいかにその商品を買いたいと思うかで、その商品の売れ行きは大きく変わる。つまりどれだけ時が経てど、ヒト対ヒトの構図は変わらないという当たり前のことをシンプルかつ強烈に教えてくれた一言だった。
#booklog -
メディアとして読みやすいというのが終わってからの第一印象
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人が商品を買う前に、何を考えているのか、何が後押しをしているのかを事例をもとにわかりやすく紹介している1冊。
流行するモノには法則があるのかも?
読んでいると「あー、確かに!」と思うことがたくさんあり、図も多く読みやすいので、スグに読み切れちゃいます。
商品企画の方や、広報•ソーシャルメディア担当の方など、市場に新しいモノを提案するお仕事をされている方にオススメしたい1冊。 -
現代の人々の「買う」を後押しする「インサイト・ツボ」を、具体的事例を通じて解説した一冊。あーーー、わかる!と共感してしまうツボがたくさんありました。小ネタが欲しいわたし、とかね。マーケティングに携わる人は読む価値ありー。
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半分はイラストなので、なんか読まされてしまったワタシ。