Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング

著者 :
  • ソシム
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883377626

感想・レビュー・書評

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  • 読了:11/08/15/
    「セルフブランディング」という単語に前々から興味があったから手に取った一冊。

    この本を参考に「情報を発信する側」の人間になりたい。

  • FacebookとTwitter、ブログを連携させて自己ブランドの確立、公表、認知してもらう。と言った一連の流れを紹介してありました。セルフブランディング構築のキッカケにはなりますし、自分も啓発されました。
    一連のツールの連携のさせ方など、見本をつくってしまえる程丁寧だともっと良かったと思いました。

  • 震災後、社会的な価値観が大きく変化している。
    それはひょっとしたらカウンターメディアとしてのネット、なかでもTwitterやFacebookをはじめとするSNSを取り巻く大きなうねりが、過剰にそう感じさせている部分もあるのかもしれない。

    しかし、国や行政、メディア等の組織が自分達が思っていた以上に不完全で未熟であるという事実が露呈してから、多くの人が組織に依存しない生き方を模索しはじめたと感じるのは気のせいではないだろう。
    それは個々人の能力が試される、ある意味正当で、そして同時に残酷な世の中でもある。
    そして、そのような時代であるからこそ、セルフブランディングの重要性はより一層増すばかりである。

    本屋で平積みになっていた本書を手に取ったのは、そんな時代を意識したうえでのことだ。


    肝心の本の内容だが、目新しい活用方法が載っているわけではない。
    日頃からTwitterやFacebookを活用している人にとっては既知の内容が大半であり、新しいものを得るというよりも復習してる感覚に近い。

    ただし、これからTwitterやFacebookを効果的に利用していきたいと考える人にとっては、
    必要最低限な部分をカバーしているので、道標として一定の参考になるのではないかと思う。

    個人的には巻末にあるエピローグを一番面白いと感じた。
    意図していたかは別として、著者の倉下氏がこの本を執筆するきっかけとなったのは、自身のセルフブランディングの結果であるという話である。
    この部分に関しては実体験を基に書かれている部分であり、既にSNSを積極的に活用している人でも楽しく読めると思う。

    正解がないのがセルフブランディング。
    まずはやってみること、そしてそれを続けることが一番大事なことなのかもしれない。

  • ソーシャルメディアがもたらす本質的な変化について言及していて興味深い。著者の趣旨は主に以下のようなもの。

    ・情報収集の場所がマスメディアからソーシャルメディアへと移っている

    ・クラスタという所属
    嗜好の近い人々がゆるく繋がっている状態が生まれる

    ・情報は人を伝って伝播する
    マスメディアの一方的なプッシュ型の情報提供ではなくクチコミによる伝播。個人が情報を発する状態。

    ・無名の有名人が登場する
    マスメディア発信の全国区の有名人ではなく、知っている人は知っている、知らない人は知らない、という、有名人が登場・活躍する

    ・仕事でもプライベートでもなく、サードウェイという生き方
    これまでの仕事、プライベートという2つのコミュニティ以外に多様なコミュニティへの所属。個人の新しい居場所の確保。

    ・そして、これまで以上に、個人が活躍する場が生まれる。
    活躍するためには、自分の価値をネット上に蓄積していくこと。

    facebookやtwitterのツールの使いこなし術等についても触れられているが、それは、個人がソーシャルな世界で活躍するための、ブランディングを目的にした場合の利用方法。

    個人の活躍、ブランディングに主眼が置かれていて、今後のライフスタイルを考えるきっかけにもなる良書。セルフブランディングを確立しようと考えるかどうかは別として、冒頭の1章は読んでおいて損はない。

  • 著者は、元コンビニの店長。
    読書レビューブログの「R-style」やコンビニの経営情報のブログ「コンビニブログ」で一躍有名になり、現在はブログや有料メルマガを運営するフリーランスのライター兼コンビニアドバイザーとして活躍されています。

    本書で著者は、「私の周りを見るかぎりでは、これからの社会での生き方を考える上で、セルフブランディングは欠かせないキーワードになりつつあります。」と言っています。

    TwitterやFacebookの登場によって、個人がセルフブランドを構築して人生を大きく変えるということが可能となってきました。
    そんな世の中にいて、TwitterやFacebookをただ単純に使っているだけでは、なんかもったいないですよね。

    本書では、TwitterやFacebookを使った「セルフブランディング」の構築の仕方を細かく、具体例も交じえながら教えてくれるので、TwitterやFacebook初心者の方から、セルフブランドを構築したいと考えている人にまで、オススメの一冊です。

    本書で紹介されている「セルフブランディング」構築のコツを簡単にまとめると以下。

    【情報発信のコツ】
    ①軸がぶれない情報発信を心がける
    ②自分の興味がある情報のみを発信する
    ③嘘はつかない
    ④情報を右から左へ流すだけでなく、できるだけ自分の視点や考えを載せる
    ⑤情報を伝えたい相手(ターゲット)を明確にする

    【セルフブランディング構築のために必要なこと】
    ①歴史(今まで何をしてきたのか)
    ②技術(今何をしていて、何ができるのか)
    ③価値観(これからどうしたいのか、何がしたいのか)

    【セルフブランディングを構築する上で必要な心構え】
    ①継続する
    ②二重ループ学習を繰り返す

  • システム屋業界に20年以上身を置きながら、これまである意味、遠ざけてきたWeb2.0の世界に今さらながら興味を持ち始めて、読んだ本の一つ。
    iPhoneを2年前に手にしていながら、GTD等個人の効率化ツールとしての利用はしていたものの、ネットワーキングという意味では十分にその真の価値を活用出来ていなかったことを思い知らされた。
    ブログなど面倒に思っていたが、この本で紹介されているTwitterやFacebook、書評サイト(この本をよむまで存在すら知らなかった)、Evernote、Dropbox等のサービスを組み合わせて、「セルフブランディング」したいと思うようになった。

  • 普通につぶやけばいいと思うが、読んでみよう。→読後追記。自分はどんな人間か?何を発言するか?を突き詰めよう!それをツブヤクと自分ではセルフコントロール。周りからの見え方が変わる。その結果、より自分らしくなるという話。ブランディングというより「らしさ」突き詰めみたいなイメージ。

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著者プロフィール

●倉下 忠憲(くらした・ただのり)
1980年、京都生まれ。ブログ「R-style」「コンビニブログ」主宰。24時間仕事が動き続けているコンビニ業界で働きながら、マネジメントや効率よい仕事のやり方・時間管理・タスク管理についての研究を実地的に進める。現在はブログや有料メルマガを運営するフリーランスのライター兼コンビニアドバイザー。著書に『EVERNOTE「超」仕事術』『クラウド時代のハイブリッド手帳術』(共にC&R研究所刊)、『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』(ソシム)などがある。TwitterのIDは"rashita2"。
・ブログ「R-style」
https://rashita.net/blog/
・ブログ「コンビニブログ」
http://rashita.jugem.jp/

「2022年 『目にやさしい大活字 Scrapbox情報整理術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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