不耕起でよみがえる

著者 :
  • 創森社
3.75
  • (2)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883401680

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 田んぼを耕さないことで、たくさんの田んぼの生き物たちが生きられる環境を整えることができるのです。
    つまり、このイネ作りをすることで、生きものたちのすみかが復元されて、多くの田んぼの生きものがよみがえるのです。生きものがたくさん棲む田んぼほど安全な田んぼはありません。本文より

  • 見返し
    −耕さない田んぼでは、イネは野生化し強くたくましく育ちます。みなさんが寝転んでいる下に生えている草と同じです。病気にもかかりにくく、虫に食べられても強いのです。まず始めにみなさんの常識とは逆さまの「耕さないほうがよい」という理屈が、この農業の常識となります。それは、耕さなければ自然の循環を断ち切らないからです−本文から
    見返し
    −田んぼを耕さないことで、たくさんの田んぼの生きものたちが生きられる環境を整えることができるのです。つまり、このイネつくりをすることで、生きものたちのすみかが復元されて、多くの田んぼの生きものがよみがえるのです。生きものがたくさん棲む田んぼほど安全な田んぼはありません−本文から

  • 未読

  • 耕すという概念を真っ向から否定し、耕さない(不耕起)栽培で稲を育てる方法を確立した岩澤さんの本。生きものがたくさんいる田んぼ。自然の力を信じる農業のやり方。素晴らしい本です。

  • ふ〜ん。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1932年、千葉県成田市生まれ。旧制成田中学校卒業後、農業に従事。1980年よりPOF研究会を組織し、千葉、茨城、山形、秋田で低コスト増収稲作の研究、普及を始める。1983年頃より不耕起移植栽培の実験に着手。1989年、三菱農機と専用移植機の開発に取り組む。1993年、日本不耕起栽培普及会を設立、初代会長に就任。不耕起移植栽培、冬期湛水を提唱。2002年から毎年「自然耕塾」を開催。不耕起栽培の研究、普及が評価されて2008年、吉川英治文化賞受賞。2012年没。著書に『生きもの豊かな自然耕』(創森社)など。

「2023年 『不耕起でよみがえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩澤信夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
レイチェル・L....
ミヒャエル・エン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×