市民皆農 〜食と農のこれまで・これから〜

  • 創森社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883402724

作品紹介・あらすじ

自然と共に、農魂なるもの、小農・直耕…ムラの現場から自給自立の必然性を洞察。農的社会へのシフトをめぐる劇的往復書簡集。

感想・レビュー・書評

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  • 20170803 発行後五年経って内容が色あせず返って現実をついている。農業者からの視点は本能的に日本人としての視点なのかもと思った。
    百姓の定義
    ①自分の食い扶持は自分で作る
    ②命を人任せにしない
    ③カネに縛られない
    ④他人の労働に寄生しない
    ⑤自立して生きる
    は行きて行く事とは?ということにも当てはまりそうだ。

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著者プロフィール

◎山下 惣一(やました・そういち)1935年佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら創作活動を続ける。1969年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、79年『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。同作は第85回直木賞候補作となる。著書に『ひこばえの歌』『日本人は「食なき国」を望むのか』(家の光協会)、『農の明日へ』(創森社)など多数。生活者大学校教頭、アジア農民交流センター・TPPに反対する人々の運動の共同代表、小農学会の顧問も務めた。2021年2月に「老農は死なず消えゆくのみ」と断筆を宣言。2022年7月10日に肺がんのため逝去。

「2023年 『山下惣一 百姓の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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