- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883672202
作品紹介・あらすじ
14年にわたり,鹿島・塩尻市の図書館で図書館職員・館長として働いてきた著者が綴るエッセイ。各章では,タイトルに掲げた書籍のテーマに因んだエピソードから図書館を語る。一般の読者には「図書館とはどのような所か」を,図書館関係者には「図書館で行われるサービス」を今一度考えるためのヒント集となるように編集した。
感想・レビュー・書評
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出版社を変えて、前著と同じく図書館の魅力を伝える。引き出しの多さに感服。
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エッセイのようなもの。
読み方、とらえ方は自由とあり、図書館について幅広い視点から見ることができる。 -
『だから図書館めぐりはやめられない』の姉妹編というか、半年を挟んでの続刊。
前著同様、ご自身の経験を本のタイトルとからめて1章ずつ紹介されていくエッセイスタイル。
しかしたった半年挟んで立て続けに出されるって凄いな・・・。
著者である内野先生の趣味の話からはじめる⇒けっこうな割合でそのまま趣味の話で終わったりもしつつ、それで終わらず図書館サービスや蔵書構築の考え方につなげていくことが多い。
図書館のことだけ考えていることがいいわけではないし、つながりはいくらでもつけられる、ということがよくわかる本。 -
【配置場所】特集コーナー【請求記号】914.6||U【資料ID】91123629
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取り上げた本をきっかけとして、著者の思い出、図書館のあり方、著者の思いなどを思いめぐらせています。
図書館のあり方を書かれた部分は、身をつまされる部分があります。
確かに図書館は、日本の本のカタログ置き場であるべきですが…。
出版業界のありかたにも提言しています。
取り上げた本は幅広く、
他の方にも「読んだことがある」という本が1冊は出てくると思います。
「鉄道グッズ大図鑑」が出てきたり、藤井青銅さんの本が出てきた時は、
本当に幅広い、と思いました。