世界のラーニング・コモンズ

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著者 : 溝上智恵子
  • 樹村房 (2015年4月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883672417

世界のラーニング・コモンズの感想・レビュー・書評

  • タイトル通り、世界各国の大学図書館に設置されているラーニング・コモンズを紹介してくれる実りの多い1冊です。
    実際に現地を視察し、担当者へインタビューした研究成果の発表なので、各国の現状がよくわかりました。
    また、国ごとの高等教育事情についても簡単に説明してくれているので、より理解が深まりました。
    ポルトガルの教員養成学校の図書館では、教育実習などで学生が実際に作成・使用したリソースを資料として保管・管理しているというのが面白いと思いました。

    また、日本のラーニング・コモンズについても教員先導で設置・運営されているラーニング・コモンズの事例や、質問紙調査の結果を基にした考察などもあり、世界の状況と日本の課題を比較できるのも嬉しいです。

    学生の多様化、アクティブ・ラーニング、デジタル・ネイティブ、ワンストップサービス、利用者志向…など、押さえておくべきキーワードを再確認。
    エドワード・ホールの『かくれた次元』(みすず書房)も読んでみよう。

  • 溝上先生がとっていた、自分もお世話になっていた世界のラーニング・コモンズを見てくる科研の成果をまとめた本。
    既発表論文も多いが描き下ろしも多数ある。

    既発表論文についても、まとめて参照できるのは有難い。
    そして描き下ろし(?)の3章「ワークプレイスとしてのラーニング・コモンズ」がとても面白い。ここをふくらませて1冊の本にしてほしいくらい。
    紹介されているホールの『かくれた次元』も読もう。

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