真夜中の色彩~闇に漂う小さな死 (TH ART Series)

著者 : 最合のぼる

• 書苑新社 (2012年6月7日発売)

感想・レビュー・書評

[mimistarさんの感想 · 2012年9月29日]

お話の登場人物の繋がり方が好きです。
たしかにこれはメビウスの円環。
少女の夢は続いて行くことでしょう。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2012年5月28日]

ホラーはちょっぴり苦手だけど、｢タイポグラフィーに凝った｣が気になります。
本当は、ちょっぴりじゃなく無茶苦茶苦手なのですが、黒木こずゑのイラストが・・・

アトリエサードのPR
｢最合のぼるによるタイポグラフィーに凝ったホラーテイストの小説、
黒木こずゑによる幻想的で少々シュールな少女絵画。
――暗闇に住まう少女が彷徨う夢の迷宮では
残酷なおとぎ話が繰り返される――
物語が絵を描かせ、絵が物語を紡がせた
暗黒メルヘン競作集！｣

黒木こずゑ 秘密のひきだし
http://kurokikozue.blog95.fc2.com/

[atelierthirdさんの感想 · 2022年9月1日]

●奇妙な物語の書き手と幻想的な少女絵画の描き手が互いに触発されて完成された暗黒メルヘン競作集！ かわいくも怖い。
▼詳細
https://athird.cart.fc2.com/ca2/70/p5-r-s/

著者プロフィール

最合のぼる／映画脚本でデビュー以降、ライトノベルや小説と執筆の幅を広げる。現在主軸とする小説では、タイポグラフィや写真などを駆使しブックデザインに至るまで視覚に訴えかける物語世界を構築している。文章表現を発展させた活動も顕著で、オブジェやフォトコラージュ作品などのアートワークも展開。自著の朗読ライブ配信やイベントなど、様々な音楽家や表現者ともコラボレーションを行う。《暗黒メルヘン絵本シリーズ》を企画、総合プロデュース。主な書籍：『オッド博士のマッドコレクションズ』(DollhouseNoah/写真)『真夜中の色彩』『羊歯小路綺譚』(黒木こずゑ/絵)『暗黒メルヘン絵本シリーズ』全五巻＝いずれもアトリエサード刊、など。

「2023年 『王女様とメルヘン泥棒〜暗黒メルヘン絵本シリーズZERO』 で使われていた紹介文から引用しています。」