からっぽの世界

著者 :
  • 青林工藝舎
3.50
  • (13)
  • (12)
  • (28)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 161
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 難しい漫画だな、よく分からなかったな、というのが第一印象でしょうか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    名前だけは存じ上げていたのですけれども、今まで手に取らなかった漫画家さんですねぇ…なんでも自殺してしまったんだそうな…。

    そういう行動に出た漫画家さんの心象がこの作品に刻み込まれているようでなんだか…居たたまれない気分になりましたかね…。

    解説にもある通り、ギャグ漫画としてこれを読むならそんなにゲラゲラ笑えないし…”苦笑”という表現がピッタリですね!

    あと、男性漫画家なら決して書けない”感覚”みたいなものを描いているなぁ、と思いましたかね…人々が交わす会話のちぐはぐさとか……古い作品ですけれども、現代にも通じるものがあるな、と思いました。さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 山田花子先生の作品はとても好きなんですけど、
    この単行本に収録されている作品は、
    本当にからっぽになってしまった先生の苦悩みたいなのが
    感じられて、なんだかせつなくなってしまいます・・・

  • この人ほんとひどいわ
    人がひどいわ

  • 自殺した漫画家。いろいろ考えさせられる。

著者プロフィール

山田 花子(やまだ はなこ、1967年6月10日 - 1992年5月24日)は、日本の漫画家。本名、高市 由美(たかいち ゆみ)。旧筆名は裏町かもめ、山田ゆうこ。実妹は漫画編集者の高市真紀。
自身のいじめ体験をベースに人間関係における抑圧、差別意識、疎外感をテーマにしたギャグ漫画を描いて世の中の矛盾を問い続けたが、中学2年生の時から患っていた人間不信が悪化、1992年3月には精神分裂病と診断される。2ヵ月半の入院生活を経て5月23日に退院。翌24日夕刻、団地11階から投身自殺。24歳没。
著作に『神の悪フザケ』『嘆きの天使』『花咲ける孤独』『魂のアソコ』『からっぽの世界』『自殺直前日記』がある。

「2018年 『自殺直前日記 改』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田花子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×