青い菊

著者 : 鳩山郁子

• 青林工藝舎 (1998年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[言葉のあやさんの感想 · 2012年6月18日]

初めて読んだ鳩山作品。
鼻が詰まっている時に読んで良かった。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/07/07]

｢鼻が詰まっている｣
何故？

[みみみんさんの感想 · 2021年4月7日]

青い時代、青い頃に見る青に目眩がします。

[morino-yukakoさんの感想 · 2020年1月12日]

ひとはこ古本市で購入。20年以上前、初期の長野まゆみ作品の硬質な文章に心酔し、なんと、ファンクラブにまで入っていました。
当時の作品の挿画だけでなく、ファンクラブのみで販売されていたマグカップなどにも使われていたのが、鳩山郁子さんのイラストでした。
長野まゆみがBLにはしってしまってからはずっと遠ざかっていましたが、まさか、漫画を出されていたとは！
硬質なイメージはそのままに、BLではなく、文学的な雰囲気。出会えてよかった。読めてよかった。

[果糖さんの感想 · 2018年5月15日]

たまらないものがあるね。日本のマンガ文化って偉大だ。作者の美意識が作品からビンビン伝わってきます。浸りたい世界観。

[knkt09222さんの感想 · 2016年7月14日]

なんて破廉恥なタイトル…！
というのはつまらないジョークにしても。

良質なファンタジー。

[花さんの感想 · 2016年4月23日]

はじめて読んだ鳩山郁子さんの作品。
長野まゆみさんの天球儀文庫シリーズの挿絵も描かれていて、その時から鳩山郁子さんの描かれる少年には魅了されっぱなしです。

モノクロの画にアクセントとして所々に挿す青色が美しい。そんな冒頭から始まり、背景や些細な指先の動作や表情の変化も繊細に描かれていて、思わず力を入れると薄いガラスのように割れてしまいそうな雰囲気の漫画が三作収録されています。漢字に振られた片仮名のルビや、手書きの英語(仏語？)もとってもオシャレ。

途中に挟まれている赤インクで印刷された外国からの輸入雑貨、子供達の間で流行った玩具、独楽(コマ)など十五個の小物が四コマ漫画と共に紹介されているページも面白かったです。

[P215Yさんの感想 · 2012年1月11日]

科学的事象の美しさ。細く美しい絵柄。なぜか岡崎京子を思い出す、少年のロマン。

[ICHIJIKUさんの感想 · 2010年9月4日]

郁子さんの描く男性（男子）はうつくしいなあと常々おもう

[hi-changさんの感想 · 2009年8月1日]

青いインクで書き込む失われた青い少年達の時間。記憶。音。玩具。掌の中の真綿と花が夢の終わりを告げる。最後の頁にイニシャルを刻めば私のコレクション。

[itowさんの感想 · 2008年10月28日]

表紙がかわいいよ中も本文紙かえでかわいいよ