きのこ旅行―Bon voyage!

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著者 : 友沢ミミヨ
  • 青林工芸舎 (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790739

きのこ旅行―Bon voyage!の感想・レビュー・書評

  • なんだなんだ、この世界観は・・・、といった感じでぐいぐい惹き込まれます。ちょっと(というかかなり)下品で、毒に満ちた世界観ですが、時に非常に哲学的なような気もして(気のせいかもしれないけど)、どんどん次のエピソード、次のエピソードと読んでしまう、そんな不思議な漫画です。

    なぜ、これだけ豊富なエピソードの中、中盤に登場する「きのこ旅行」が漫画のタイトルになっているのだろうと思っていましたが、最後に収録されているエピソードで納得。

    「そういうわけで
       今ではすっかり
       キノコです
          いきさきは
          ここだったのです」

    ほんとに衝撃作でした。抱腹絶倒で面白いんですが、読み続けると何か毒気に中る・・・。

  • くちびるをなめると<BR>
    破裂した胞子の味がして<BR>
    ぜんぶわかった気になってしまう<BR>
    リアルすぎてたまらん

  • 雑誌「TVブロス」を棚に入れようと思ったら雑誌はISBNコードが無いんだったっけ。テレビは死ぬほど観てるけどテレビ雑誌は全く必要としていない自分だが、ブロス誌は欠かさず読んでいる。その最大の理由は友沢ミミヨが連載している4コマ漫画!ガロ系漫画家としてどちらかといえば中央線沿いでマニア人気の高いイメージだった彼女が結婚してフランスに住み、超カワイイ子供を出産、子育ての中で日々起こる事件をなんとも客観的な視点で綴っている作品。我が子の斬新な行動から受けるインスピレーションを独特の視点と感性で描いていて最高に新鮮で面白い!男の自分からすれば「母子の絆」みたいなモノも感じさせられる。早く単行本にならないかな〜。で、棚に入れたのは彼女の処女単行本「いもほり」(絶版)を再発したもの。彼女の描くキャラはいつも女の子ともオバチャンともつかないおデブちゃんで自画像っぽい。そのキャラが日本の民話・昔話とSF宇宙とエログロ・スカトロと下北・高円寺的不思議ちゃんワールドがサイケなレコード盤とともにグルグル回っているようなアナザーワールドを旅してくれるのだ。昔話同様、なんだかすっごく深い教訓が得られる気もするし、何もない気もする。これで絵がキタナいタイプの漫画家だったら本当にアングラだと思うけど彼女の絵はすっごく親しみやすくて変態的な場面を描いてもやっぱりカワイイ。いまどきの女の子がいうところの「カワイイ」。海外でも人気らしく、ジムオルークのアルバム・ジャケットも手掛けてたっけ。とにかく一番好きな漫画家。

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