心の悲しみ

著者 :
  • 青林工藝舎
3.67
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本棚登録 : 220
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790999

感想・レビュー・書評

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  • 夢の話を聞いているような短編集。主人公は自分の投げ込まれた状況をストーリーの冒頭から徐々に感知していく。結婚が死と直結している話が複数あったのはいかなる心理なのか。カフカ的な話と、影を持たない超現実的な絵がうまくマッチしていた。解釈は読者にまかされているので、否応なくいろいろと考えさせられた。

  • good!

  • 蛇女がとても良かった。

  • この得体の知れない感情を何と呼ぼう

  • 表題になってる<心の悲しみ>が好き。悲しみが取り出せてしまうところが好き。途中まで一休さんのとんちかと思ったら…。

  • 何度も読み返さないといけないとおもう。

  • 蛇女の話が悲しくて面白くて、面白くて悲しくて…頭が三角だから毒蛇…って…

  • "それ"が悲しいことに気づけない、気づかないという悲しみもある。
    読み終えたあとになってじんわりと沁みてくる。

  • 西岡兄妹さんの作品は、読んでいる最中も、読了後も、
    もや〜とした行き場のない気持ちになる…。
    快いかといえばそうだし、気持ち悪いといえばそうだし。
    多分、日常心の奥で思っている<負>の気持ちが
    作品で多々見つけることが出来、ゆっくりと検証しながらも、
    最終的には納得してしまうからだろう。
    「もう二度と読みたくない」
    そんな気持ちにもなるけど、妙に安心感があるんだよなぁ…。

    (10,03,03)

  • 悲しい夢みたいな話の短編集。穏やかな凶気。

    個人的には目の模様がある動物の皮膚を、黒く塗るというシーンが悲し過ぎて夢に出そうでした。

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