改訂版 南くんの恋人

著者 :
  • 青林工藝舎
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本棚登録 : 94
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883791620

感想・レビュー・書評

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  • まさに小さなか弱き者になってしまった女の子と、その子を愛し続けようとする男の子の、本当に切ないラブストーリーです。

    愛しているけど自分の自由が奪われることに苛立ちを感じる男の子の気持ちも、自分があまりに小さな存在で愛情を愛情で返せない悲しみを感じる女の子の気持ちも、痛いほどひしひしと伝わってきます。

    僕自身、二人の主人公と同様に、この楽しく温かな日常は、いつか終わりを迎えてしまうのではないかという不安を感じながら読みました。

    だからこそ、結末は悲しくてたまりませんでした。自分の中の大切なものが失われてしまったようでした。

    この漫画を読んで、愛する人って、とても大切な存在だけど、自分の自由を奪われる存在でもあるなんだろうということを考えさせられました。愛って、捧げるもの、信じるものなんでしょうね、たぶん。

  • あとがきがなんかいろいろと衝撃的でした!

    ドラマはそんなにエッチな感じじゃなかったんですけど、

    漫画は過激ですね(笑)

    結末は思いもよらない展開でびっくりしました。

    優しい南くんが好きです!

    天然なちよみも可愛くて好きです!

  • 大好きです。
    ラストが悲しすぎる。泣きました。

  • 鬱漫画です…(´;∀;`)

著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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