新版・万事快調

著者 :
  • 青林工藝舎
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本棚登録 : 84
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883792214

感想・レビュー・書評

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  • 駕籠真太郎はどちらかというと海外人気の高い漫画家だという認識のもとで、今回初めて彼のマンガを読んでみました。それにしても凄かった(笑)。ちょー不謹慎ですけど、ゲラゲラ笑いました。ああ、下品なのです。でも、女のコかわいいし、描き込み半端ないし、情報量&知識量半端ないしで、ただただ圧巻としか言いようがありませんでした。すごいです。
    普段はよく丸尾末広、大越孝太郎を読んだり眺めたりするので、今回挑戦するにあたって、丸尾先生のマンガを読む時のメンタルで読み始めたら、まぁダメだった(笑)。同じかなぁと思っても全然違う。なんとも言えない駕籠先生の雰囲気がある。どちらかと言えば「ねこぢる」を読んでる時に近い感じがしたかな? シュールな間で怖くなるけど、すげぇともなるっていう。でも、それにしたって凄まじいイマジネーションですわ。
    敢えて1番好きな話を決めるなら『動力最終戦』かな、いや、表題作の『万事快調』も良かったなぁ

  • 素晴らしい作品だった。これは凄い。

  •  この精神世界は…

     私にはちょっとハイリスク。

     

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著者プロフィール

駕籠真太郎(かご しんたろう)
奇想漫画家を自称しており、エロ、グロテスク、猟奇、スカトロ、ホラーといったサブジャンルに留まらず、人間という存在を弄り倒す人体改造や人体破壊をネタに狂気的な世界を描いている。
ソ連や太平洋戦争を扱うこともあるが、それらのジャンルを下敷きにしたSFやメタフィクション的な構成をもっとも得意とし、「駅前花嫁」などのように作風的にはブラックユーモア、毒のある笑いが中心的である。
2002年からはイベントに参加したり個展を開くなど活動の幅を広げ、不道徳な排泄物を精力的に展示している。
2010年『フラクション』で第三回世界バカミス☆アワードを受賞。
2013年、第19回『Salon del MANGA de BARCELONA(スペイン)』で、スペイン漫画界で貢献度&話題性の高かった日本漫画家として受賞するなど海外での評価も高い。
2014年、LA出身アーティストのフライング・ロータス「You're Dead!」のアートワークを手がける。
現在では青林工藝舎の漫画雑誌『アックス』を中心にアブノーマルな作品を発表している。

「2023年 『駕籠真太郎画集 死詩累々[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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