改訂版 夢のQ-SAKU

著者 :
  • 青林工藝舎
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883792269

感想・レビュー・書評

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  • 最後の短編の「執念深い外道め!!」というセリフで笑う。ドグラ・マグラ、下巻放置してたの思い出したよ。

  • 丸尾末広まとめ買い、連読み2冊目。
    先に読んだ『DDT』より少し前、81、82年の短編作品集。
    当時、丸尾氏が気に入っていたであろう台詞、フレーズが重複して出てくる。
    最近の文学作品を漫画化したモノと異なった印象を受けるのは、時代的なものも手伝ってか?この頃の作品はインディーズにコダワりぬいてる、イイ意味でのアングラな香りがプンプンする。
    確かに、自分、大好物です。

  • 他の作品集に比べたら、比較的文字量の多い、詩的であり文学的な1冊のように感じました。つまり何がいいたいかというと、丸尾先生の漫画の中でも、かなり好きな1冊だということです。
    不勉強ながら、私が分かるだけでも、パースペクティブキッド、バタイユの眼球譚、太陽肛門、ねじ式、乱歩の芋虫、ドグラ・マグラ、等々を彷彿とさせる作品群や、ランボーの詩の題名やフランス映画のタイトルを意図的に使った作品があります。これらを見せびらかすわけでもなく、あえてひっそりと違和感なく作品の中に落とし込んで、散りばめさせている丸尾先生の漫画が、やっぱりいいよなあ。と思います。本作は特にその寓意的な要素が強かったため、めちゃめちゃ面白かったのでした。
    『ウンコスープの作り方』『地獄の一季節』『美しい日々』『月食病院』は中でも別格の素晴らしさです。

  • 丸尾さんのエログロな世界観が大好き
    例え意味がわからなくても←

  • この本をきっかけにして夢野久作に出会うことが出来ました

  • 学校の先生が丸尾短編の中で一番好きだ 桜の中のキスのシーンは美し過ぎる

  • うーん、グロい。

    でも絵がきれいなんだよなぁ。昭和な感じも好き。


    また芋虫系の話が出てきたな。

    この人好きだねぇ。

  • 笑うしかない

  • まさにまさにエログロナンセンス、意味を成してない。
    でもなんだかそういう説明出来ないところに
    ハッとさせられるこの感覚がすきです。
    ウンコスープの作り方が特にすき。
    作品全体は下品で不快なのに
    トロッコからおちるラストシーンは
    どうしてあんなにも刹那的でうつくしいんだろうか

  • 坊主頭な思春期少年たちが可愛い

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著者プロフィール

1956年、長崎県生まれ。15歳で上京後、『リボンの騎士』でデビュー。漫画とイラストレーションを数多く手がける。主な作品『少女椿』『月的美人』『笑う吸血鬼』『パノラマ島奇談』や荒俣宏『帝都物語』の挿絵など。

「2018年 『丸尾画報DX III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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