- Amazon.co.jp ・マンガ (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883792467
感想・レビュー・書評
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映画の様なマンガでした。
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<Träumerei>
装丁/南伸坊 -
島田虎之介氏の作品『トロイメライ(2007)』を読了。
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現実と空想の狭間で、ジャズを聴いてる感じ
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島田虎之介の漫画において、時間は不思議な流れかたをしている。現実とも違う、特別な物語の時間。
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そうか「トロイメライ」って曲の名前なのか。
無知だった、私。
シマトラさんはもう、なんか壮大だ。
国境も軽々超えるし、時代も軽々超えてみせる。
一台のピアノに集められていく、物語。
ちなみに今調べてみたら「トロイメライ」は「夢見心地」という意味だそうで。
なんだかぞくっとしました。
すごい、いいなあ。なんか。
シマトラさんの選ぶテーマがすごく好き。
でも、私にはまだちょっとしっくり来ない。
またある日読み返そうと思います。
「ダニーボーイ」はなかなか越えてくれない。 -
那覇などを舞台とした作品です。
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カット割が秀逸。マンガにこんな表現ができるとは…。
映画好きには自信をもってすすめられる一冊。 -
絵が描き過ぎてない。昔の漫画みたいです。
そのせいなのか、一コマずつが、アニメみたい(以上に?)カメラワークをもってみえます。
24的に、はじめバラバラに始まったストーリーが最後きれいにまとまります。それぞれのストーリーが、笑えるのもあれば詩的なのもあって、緩急味わいながら読めます。 -
『東京命日』は何度も読まないと理解できない複雑に絡み合った物語でしたが、それに比べると『トロイメライ』は一台のピアノが中心にある分、プロットが分かりやすくなっています。
とは言え、カメルーン、インドから日本まで複数の国を股にかけ、日韓ワールドカップまで出てくる奇想天外ぶりは健在。
バルザックばりに『東京命日』のナツ子と四十六が再登場するのも楽しいです(シマトラの特色のひとつみたいですね)。
映画的な演出も磨きがかかり、読みごたえがありました。