戦後エロマンガ史

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著者 : 米沢嘉博
  • 青林工藝舎 (2010年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883792580

戦後エロマンガ史の感想・レビュー・書評

  • 年代順に 時代の移り変わりと流行がよくわかる
    戦後、70年、80年 創刊ラッシュがあったこと
    その後 ロリコン以降に有害図書となりコミケ、ネットをへて 雑誌は減少していく

    図や写真のデータが豊富である

  • 2006年10月1日ですから、もう4年近く前に亡くなったマンガ評論家の急逝間際まで連載されていた、文字通り遺作となったものの単行本化です。

    こういうものは、雑誌「劇画アリス」の元編集長の亀和田武あたりが書くのではないかと思っていましたが、『戦後少女マンガ史』『戦後SFマンガ史』『戦後ギャグマンガ史』を書いた米澤嘉博が、まさかエロマンガまで守備範囲にしているとは夢にも思いませんでした。

    それが、彼のかかわりは昨日今日に始まった訳ではなく、もう30年以上前からの深いつき合いで、なんと先ほどの雑誌「劇画アリス」の編集者でもあったということです。

    私は、男性専用の趣きがあるエロマンガにも少なからぬ興味があって、いろいろな機会にこっそり見て(読んで)きましたが、耽美的・暴力的など様々に描かれたほとんどが男性の性欲解消の目的以外に重きを置いていないことに不満がありました。

    その中にあって、もっとも幻想的で時にSF的あるいはナボコフの『ロリータ』的な作風の村祖俊一というエロマンガ家の発見は、私を有頂天にしました。

    ですけど、私の狭いエロマンガの世界観では話にならないと前から思っていましたので、この本は、待ってましたという感じで手にしたのです。

    実は、言及されているマンガを読んで(見て)いなければ話にならないと、ここに出てくるマンガの大半を蒐集することから始めたので本編を読むのに手こずっていたのですが、これがなかなかの困難なことで、たとえば一般的に図書館を利用するということがまったく意味をなさなくて、だいたいエロマンガを常備している図書館などないのに決まっていますよね。

    ということで総論はおろか各論も、まだまだ端緒にすらおぼつかないのが現状ですが、あきらめずにもっと追究します。

  • 2010年4月22日、初、並、帯付
    2016年11月30日松阪BF

  • 73番乗り。リブロLIVIN錦糸町店にて発見。気になる。(2012/10/20)

  • すごく勉強になった
    しかしなぜこれを勉強しようという考えに至ったのかは謎

  • 想田四(マンガ研究家)が本書を「2006年10月1日に急逝したマンガ評論家・米沢嘉博が三度の中断を経たのち『アックス』(青林工藝舎)にて七年近く連載、その簡潔を目前にしながら絶筆となった「戦後エロマンガ史」を『アックス』以前の執筆分も含めて一冊にまとめたもの」と解説している。

    戦後マンガ史を国際マンガミュージアムで体感できたが、エロマンガ史となると唯一のものであろう。ゆっくり読んでみたい。

  • 青林工藝舎「アックス」編集部だより
    http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/37059068.html
    「『アックス』で40回の長期に渡り連載し、ご本人の急逝により未完となっていた米沢嘉博(米澤嘉博)さんの「戦後エロマンガ史」がいよいよ出来上がります。」

    ブクログ:米沢嘉博記念図書館レポート http://info.booklog.jp/?eid=127

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戦後エロマンガ史の作品紹介

カストリ本から「有害コミック」問題まで、マンガの多様性を最底辺で支えながら、文化として無視され続けてきた「エロマンガ」の通史をまとめた初めての書。マンガの"歩く百科事典"だった著者が、急逝直前まで連載していた遺作を単行本化。

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