逢魔が橋

著者 :
  • 青林工藝舎
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883793259

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な平安ファンタジー。
    橋に絡めていくつものエピソード。
    最後の転生が印象に残る。

  • 日本中世を舞台にした短編連作と短編集。現代的なドラマ展開も織り込まれているが、古い物語の骨組みも感じられる。題字は遠藤ミチロウ。

  • 2011.07.31(Sun)

    「その橋は静かな山中に人知れずあった」から始まる6つの話と他3編収録。
    ある時は善と悪、ある時はあの世とこの世の境となる不思議な橋。選ばれた人(心美しき人)しか橋を渡ることはかなわない。
    橋を通して透けてみえる人間の悪意は読んでいて怖くもあり、また自分にも起こりうる感情で共感もでき、、人間の心を巧妙に描き出した近藤ようこさんの作品に引き込まれました。

  • 近藤ようこは業という言葉しか思い浮かばない。

    どれ読んでもいつも同じなのになぜか買ってしまう。

  •  やっぱり近藤ようこさんの中世ものはいいっっ!

     静かな山中に人知れずある橋、それはあの世とこの世を、真実と嘘を、過去と未来を、行く者と留まる者を隔てていた。
     橋を渡ろうとする者達は、果たして無事に渡り切る事が出来るのか?橋を渡ろうとする彼らの背負う人生とは?
     人間模様が時に哀しく、時に優しく描かれております。

  • 不思議譚。
    好きな感じ!

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著者プロフィール

1957年新潟市生まれ。漫画家。国学院大学文学部卒。大学在学中にデビュー。「見晴らしガ丘にて」で第15回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。折ロ民俗学や中世文学への造詣が深く、安吾や漱石作品の漫画化にも取り組む。作品は「水鏡綺譚」「説経小栗判官」「ルームメイツ」「恋スル古事記」「戦争と一人の女」「死者の書」「夢十夜」ほか多数。第18回文化庁メディア芸術祭大賞受賞。

「2021年 『兄帰る 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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